札幌競馬場ガイド|洋芝×短直線×大カーブ攻略|札幌記念&夏重賞の的中戦略

札幌競馬場

札幌競馬場は北海道札幌市中央区に位置し、1907年開設。

その平坦なコース形状や洋芝の採用により、パワーとスタミナが求められる競馬場です。

特に逃げ・先行馬が有利な傾向があり、内枠の馬が好走するケースが多く見られます。

夏季の開催期間中は、多くの重賞レースが行われ、競馬ファンにとって注目の競馬場となっています。


レース場名札幌競馬場
URLhttps://www.jra.go.jp/facilities/race/sapporo/
所在地〒060-0016 北海道札幌市中央区北16条西16-1-1
電話番号011-726-0461
交通・アクセス・JR桑園駅下車徒歩約10分
・札幌市営地下鉄東西線二十四軒駅下車徒歩約15分
・開催期間中の毎土曜日・日曜日、JR桑園駅および
 地下鉄二十四軒駅と札幌競馬場間に無料送迎バスを運行しています。
特徴夏の風物詩「北海道シリーズ」を担う
主催(施行者)日本中央競馬会
施設所有者日本中央競馬会
マスコット札幌競馬場
札幌競馬場ターフィー
Youtubehttps://www.youtube.com/@jraofficial
Xhttps://x.com/JRASapporoRC
札幌競馬場

施設情報

収容約30,000人規模。

ダッグアウトパドック、パカパカドーム、じゃぶじゃぶ池、ポニーリンク等充実。


クイーンステークスエルムステークス
キーンランドカップ札幌2歳ステークス


1. 芝コースが小回りで直線が短い

  • 芝の1周は約1,640m(右回り)幅25〜27m、直線約266m、高低差0.7m。

  • 丸みある楕円でカーブ比率が高く、直線短め。

  • 直線は約266mと短めで、コーナーからの機動力が重要

  • 「先行・内枠・器用な馬」が有利になりやすい

2. ダートコースはやや軽め

  • ダート1周は約1,487m、直線約264m、高低差0.9m。平坦×カーブ比重大。

  • 他の地方競馬場に比べると砂質が軽く、スピード型が好走しやすい

  • 全芝が洋芝で、沈みが深くパワー・スタミナを要求。また、夏後半には内側が荒れやすく外差し馬台頭。

  • コーナー広く緩やか:急カーブなし。外枠の距離損が大きく、内回り有利。

3. 開催は基本的に夏(7月〜9月)だけ

  • 雪の影響で開催は夏の北海道シリーズのみ

  • 暑さがやわらぎ、夏負けしやすい馬も好走しやすい

4. コース形状がシンプル

  • 起伏が少なく、コース全体がフラット

  • 他のJRA競馬場(中山・阪神など)に比べ、パワーよりスピード重視

5. 代表的な重賞レース

  • 札幌記念(GII):夏の中距離戦の大一番。G1級の馬も多数出走。

  • キーンランドカップ(GIII):スプリンターズSの前哨戦

  • 2歳戦も多く、新馬戦の注目場がここから登場することも


🐎 脚質傾向

  • 逃げ・先行有利:コーナー多く、内を立ち回れる先行馬が8割を占める。差しは距離や馬場悪化時のみ台頭可。

  • キーンランドCや札幌記念でも“前め優勢”。

🎯 枠順傾向

  • 内枠有利:楕円のため外枠は距離ロス。先行なら外枠でも許容されるが基本内~中枠◎。

🌱 馬場バイアスの変化

  • 初週~中盤:洋芝良好なら先行有利。

  • 終盤:内側荒れにより外差し増加。馬場状態見極めが重要。


距離攻略ポイント
芝1,000m短距離戦はほぼ逃げ天国。位置取りが勝敗を分ける。
芝1,200mキーンランドC。逃げ・先行主導。差し馬は展開と馬場次第に好走。
芝1,500mスパート勝負。スタート後のコーナーが重要。内枠先行馬◎。
芝1,800mクイーンS・2歳S。内回り短直線で位置取り重視、差し台頭もあり。
芝2,000m札幌記念。先団組が圧倒。逃げ17%勝率、先行10%等。
芝2,600mスタミナ勝負、外枠差し台頭。ステイゴールド系好調。
ダート1,000–1,200m1000は逃げ7割連対、先行◎。スタート重視。
ダート1,700mエルムS。先行型が主力、外枠の差しも有効。
ダート2,400mスタミナ型先行重視。内枠弱い、ロス注意。


  • 芝洋芝適性重視:欧州血統、ステイゴールド系、パワー系◎。

  • ダート短距離:サウスヴィグラス系、スピード重視。

  • 騎手:位置取り操作が上手い騎手(武豊、横山武史など)は重賞でも信頼○。札幌記念では先団重視傾向。

  • 厩舎:洋芝適性を重視する厩舎、欧州血統馬を得意とする牧場出身馬が好相性。


札幌競馬場は「平坦×洋芝×大カーブ比率」により、逃げ・先行主体だが、距離と馬場変化次第で差し馬も侮れない独特の夏競馬場です。

重賞では以下が鍵:

  • 洋芝適性&内枠先行馬を軸に構築

  • 開催末期には内荒れ外差し狙いも混ぜる

  • 札幌記念は先団→差し構成で安定配当

  • 血統・騎手・厩舎の洋芝対応能力を重視

この記事を活用して、夏競馬・札幌開催における的中率と回収率の両立をぜひ実現してください!