桐花賞2025予想|水沢ダート2000mの年末王者決定戦!コース傾向・展開・有力馬を徹底解説

M1第49回農林水産大臣賞典桐花賞

岩手競馬を締めくくる最高峰レース

桐花賞(とうかしょう)は、
毎年12月31日に水沢競馬場で施行される岩手競馬の最高格付け(M1)重賞です。

距離はダート2000m

その年の岩手競馬を締めくくる大一番として位置付けられており、岩手所属馬はもちろん、南関東など他地区からの遠征馬も参戦することがあります。

岩手競馬の重賞の中でも特に伝統と格式があり、ここを勝った馬は「岩手の年度代表馬」として語られる存在になります。

そのため、各陣営の仕上げも万全で、能力・適性・騎手の腕が真正面から問われる一戦です。

M1第49回農林水産大臣賞典桐花賞
引用:岩手競馬公式より


【桐花賞】レース概要

  • 開催日:12月31日

  • 競馬場:水沢競馬場

  • 格付け:M1

  • 距離:ダート2000m

  • 条件:サラ系3歳以上、岩手所属。出走馬は、ファン投票(10頭)と専門紙記者推薦(2頭)により決定される。

  • 負担重量:3歳55kg、4歳以上57kg(牝馬2kg減)

  • 賞金:1着約1500万円


【桐花賞】ファン投票結果

下図は岩手競馬発表の2025年ファン投票の順位です。※上位10位のみ抜粋

順位馬名獲得票数
第1位ヒロシクン2,296
第2位リケアカプチーノ1,268
第3位ヘリオス1,152
第4位サクラトップキッド1,021
第5位レライタム951
第6位ミニアチュール625
第7位ライアン602
第8位スズカゴウケツ454
第9位ラストマン411
第10位レールガン403
また、競馬専門紙記者推薦馬(2頭)は以下のとおりです。

カナオールウェイズ
フレイムウィングス

なお、本競走には、ファン投票上位馬に、競馬専門紙記者推薦馬2頭を加えた12頭が出走する予定となっておりますが、それらに該当する場合であっても、都合により本競走に出走しないことがあるようです。


【桐花賞】水沢競馬場の特徴

岩手競馬(盛岡・水沢)

■ 小回り+直線短めの地方競馬場

水沢競馬場は1周約1200mの小回りコースで、地方競馬らしくコーナーがきつく直線が短いのが特徴です。

直線は約300m程度しかなく、最後の瞬発力勝負になりにくい構造になっています。

そのため、

  • 早めに動いて押し切れる馬

  • コーナーワークが上手な馬

が有利になりやすく、後方一気型の馬は展開の助けが必要になります。

■ 砂質はパワー型

水沢のダートは砂が深く、スピード一辺倒の馬よりもパワーと持続力を兼ね備えたタイプが好走しやすいです。

特に冬場は馬場が荒れやすく、スタミナと脚抜きの悪い馬場への対応力が重要になります。


【桐花賞】水沢ダート2000mのコース形態と特徴

■ スタート位置と序盤の攻防

2000m戦はスタンド前からのスタートで、1コーナーまでの距離は比較的短めです。

そのため、序盤からポジション争いが激しくなりやすく、外枠の馬はやや不利になりがちです。

ただし、桐花賞は古馬重賞ということもあり、序盤から極端に速くなるケースは少なく、道中はミドル〜スローペースで流れることが多いのが特徴です。

■ 勝負どころは向正面から3コーナー

水沢2000mは、最後の直線が短いため、勝負は残り800m付近から始まると考えて良いでしょう。

ここで前に取り付けない馬は、直線で差し切るのが難しくなります。


【桐花賞】過去傾向から見る好走条件

① 岩手重賞での実績が重要

桐花賞は、岩手競馬のトップクラスが集まるレースです。

そのため、

  • シアンモア記念

  • 北上川大賞典

  • 赤松杯

といった岩手重賞での好走実績がある馬が信頼されやすい傾向にあります。

② 距離実績は1800〜2000mが目安

2000m未経験でも、1800mで安定した成績を残している馬は十分対応可能です。

一方、1600m以下が主戦場の馬は、終盤で甘くなるケースが目立ちます。

③ 先行力+持続力の両立

逃げ切りが決まる年もありますが、多くは好位〜中団前目から長く脚を使える馬が中心。

差し馬でも、早めに動けるタイプでなければ厳しいでしょう。


【桐花賞】展開予想:平均ペースからの持久力勝負

桐花賞は、極端なハイペースになりにくく、前半は各馬が折り合いを重視する展開になりやすいです。

  • 逃げ馬が1頭

  • それを見ながら好位勢が追走

という形になり、向正面で徐々にペースアップ。

3コーナー手前から各馬が動き出し、最後はスタミナと地力の勝負になると予想されます。


【桐花賞】有力馬候補のタイプ分析(想定)

※出走馬確定前のため、桐花賞で狙うべき馬の典型像を解説します。

◎ 本命候補:岩手重賞実績+先行力

  • 岩手のM級・A級重賞で安定

  • 1800〜2000mで崩れにくい

  • 水沢コース巧者

この条件を満たす馬は、軸として最適です。

○ 対抗候補:差して届く持続型

  • 中団からロングスパート可能

  • 馬場が重くてもパフォーマンスを落とさない

展開が向けば逆転も狙える存在です。

▲ 単穴候補:展開利のある逃げ・番手馬

マイペースで運べた場合、直線の短さを活かして粘り込む可能性があります。

△ 注意馬:距離延長で一変するタイプ

近走成績が地味でも、

  • 1800m以上で内容が良い

  • 着差が僅差

といった馬は軽視禁物です。


馬券戦略:桐花賞は地力重視+ヒモ穴

桐花賞は比較的実力通り決まりやすい一方、3着に人気薄が絡むケースも少なくありません。


【桐花賞】まとめ:桐花賞攻略のカギ

桐花賞は、

  • 水沢ダートへの適性

  • 2000mのスタミナ

  • 岩手重賞での実績

この3点が結果を大きく左右します。

年末最後の大舞台である桐花賞は、その年の岩手競馬の集大成。

しっかりとコースと傾向を理解し、納得のいく予想で締めくくりましょう。


【桐花賞】第49回2025年12月31日

出走馬確定次第更新予定です。


注目馬

レース前日に更新予定です。


結果


払戻


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