【お知らせ】口コミへ機能追加(2025年5月)

【雨の日の競馬】馬場状態で何が変わる?雨がもたらす影響と勝ち馬の傾向を解説!

【雨の日の競馬】馬場状態で何が変わる?雨がもたらす影響と勝ち馬の傾向を解説!

競馬において「天気」は、結果を大きく左右する重要な要素のひとつです。

特に「雨」が降ると、馬場状態やレース展開に大きな影響を及ぼし、予想が大きく変わることも少なくありません。

この記事では、雨の日の競馬にどんな影響が出るのか?

そして、雨の日に強い馬の特徴や買い方のコツまで、初心者にもわかりやすく解説します!


◆ 雨が降ると「馬場状態」が変わる!

まず、競馬のコースには「芝コース」と「ダートコース」の2種類があります。

雨によって変化するのは主に馬場状態(ババジョウタイ)です。

【芝コースの馬場状態の種類】

馬場状態状況スピードへの影響
良(りょう)雨がなく乾いている速いタイムが出やすい
稍重(ややおも)少し湿っているやや遅くなる
重(おも)雨でかなり湿っているかなりタイムが遅くなる
不良(ふりょう)ぬかるんで滑る状態非常に走りにくく遅くなる

【ダートコースの馬場状態】
ダートは芝と違い、水分を含むと逆に走りやすくなることがあります。

馬場状態状況スピードへの影響
乾いている標準的なスピード
稍重砂が締まり、走りやすくなるタイムが出やすい
さらに湿り、滑りにくい高速馬場になりやすい
不良水が浮くような状態一部の馬には有利


◆ 雨の日の芝レースは「パワー」が問われる

芝コースでの雨は「滑りやすさ」「スタミナ消耗の早さ」に直結します。

乾いた芝ではスピード勝負になりますが、雨の日はパワーやバランス能力が重視されます。

芝レースで雨に強い馬の特徴

  • 父や母の血統に「重馬場巧者」がいる

  • 過去に稍重・重・不良馬場で好走歴がある

  • 蹄(ひづめ)の形が大きく、地面をしっかりつかむタイプ

雨の芝=スピード一辺倒の馬が崩れる可能性が高い!

穴馬の好走も出やすく、馬券的妙味が増します。


◆ 雨の日のダートは「高速馬場」になることも!

ダートコースは水分を含むと砂が締まり、馬が滑りにくくなります。

その結果、雨の日のダートはタイムが速くなる=「前が止まりにくい」展開になりがちです。

ダートレースで雨に強い馬の特徴

  • 逃げ馬や先行馬(前で運ぶ馬)

  • 重馬場や不良馬場で実績がある馬

  • パワー型よりもスピード型が有利になる場合も

雨のダート=逃げ・先行馬に注目!

後方から差す展開は難しくなる傾向があります。


◆ 騎手の技術が光るのも「雨の日」

馬場状態が悪いと、馬だけでなく「騎手の判断力」が勝敗を大きく分けます。
たとえば…

  • 「荒れていない内ラチ沿いを選んで走る」

  • 「滑る芝を避け、馬の足元を守るような騎乗」

など、経験豊富な騎手ほど対応力があり、結果的に好成績を出すケースが多いです。

雨の日はベテラン騎手や重馬場巧者の騎手にも注目!


◆ 雨の日のレースは「波乱」が起きやすい?

馬場が悪化すると、「本命馬が走りにくい」「人気薄の馬が粘る」など、レース結果が荒れやすくなります。

実際に、雨の日には人気薄の馬が馬券に絡む率が上がることもデータで示されています。

単勝1倍台の馬が、重馬場でまさかの敗戦…なんてことも珍しくありません。

穴馬狙いのチャンスでもある!

馬券の組み立てを少し広めにする、ワイドや複勝を絡めるなど、柔軟な戦略が必要です。


◆ 雨の日におすすめの馬券戦略

状況おすすめの買い方理由
芝の重馬場ワイド・複勝中心荒れる可能性が高いため、広めに保険をかける
ダートの重馬場馬連や馬単(先行馬狙い)スピード重視で展開が読みやすい
重・不良馬場穴馬絡めた三連複波乱が起きやすく高配当も期待できる


◆ まとめ:雨が降ると競馬はこう変わる!

  • 芝はスピードが出にくく、パワー勝負になりやすい

  • ダートはスピードが出やすくなり、逃げ・先行有利

  • 馬場適性(過去の重馬場成績・血統)を重視する

  • 波乱が起きやすく、穴馬が台頭するチャンスも!

天気予報と馬場情報をしっかりチェックすることで、雨の日でも競馬をより有利に楽しむことができます。

特に、土曜日に雨が降って、日曜に馬場が回復しないケースなどは大荒れになりやすく、予想のポイントになります。


最後に、JRA公式サイトでは当日の馬場状態や騎手・調教師のコメントがリアルタイムで確認できます。

ぜひ参考にして、雨の日の競馬を攻略しましょう!