
盛岡競馬場(もりおかけいばじょう)は、岩手県盛岡市に1932年開設、1992年に現代化再整備された地方競馬の競馬場で、岩手県競馬組合が主催するレースが行われています。
地方競馬唯一のダート+洋芝併設コースとして知られ「OROパーク」の愛称があります。
目次
【盛岡競馬場】基本情報
レース場名 | 盛岡競馬場(OROパーク、岩手競馬) |
URL | https://www.iwatekeiba.or.jp/guide/moriokakeiba |
所在地 | 〒020-0803 岩手県盛岡市新庄上八木田10-10-4 |
電話番号 | 019-651-2999 |
交通・アクセス | JR「岩手飯岡駅」からバス10分/JR「盛岡駅」からタクシー&バスで15分程度 |
特徴 | 地方競馬で唯一ダートと芝のコースを持つ |
主催(施行者) | 岩手県競馬組合 |
施設所有者 | 岩手県競馬組合 |
マスコット | ![]() ハヤテ |
Youtube | https://www.youtube.com/@IwateKeibaITV |
X | https://x.com/iwatekeiba |

施設情報
自然豊かな景観、手書きパドック表、芝・奥羽山並みビューなどユニークな観戦環境。ナイターはなし。
【盛岡競馬場】コース概要と特徴
ダート:左回り1周1,600 m、直線300 m、高低差4.4 m、幅25 m(最大16頭)
芝:左回り1,400 m、直線300 m、高低差4.6 m(14頭)
コースの特徴
高低差が大きく、スタートから1〜3コーナーまで上り、押さえ込まれた後にスパートがかかると急坂を生かした差しが効きやすい設計です。
ダートが深め(12 cm)で洋芝もパワー要求、小回りコースのため前有利ながら、差しも届くタフな舞台。
芝は洋芝で寒冷地仕様、時計はかかりがちですが良状態が維持されやすいとの特徴も。
【盛岡競馬場】開催レースと主要重賞
盛岡ではダート重賞が中心。主な重賞は下記の通りです:
マイルチャンピオン南部杯(JpnI・ダート1,600 m・10月)
マーキュリーカップ(JpnIII・ダート2,000 m・7月)
クラスターカップ(JpnIII・ダート1,600 m・9月)
その他、Seiran Sho(M2・1600 m)など中距離交流戦。
洋芝の芝重賞は限定的ですが、洋芝1000~2400mでもレース実績あり
【盛岡競馬場】馬場・枠順・脚質傾向
脚質
逃げ:勝率~35%、連対率50%超
先行:勝率~12%、連対27%
差し:勝率3~4%
追込:1%前後
ダート1200mでも逃げ率高く、スタート直後のポジションが勝敗に直結します。
枠順
内枠(1–3枠)は勝率、連対率、複勝率とも安定しており有利傾向。
枠番は距離差で有利不利のバラつきがあるものの、大きな偏りは見られません。
馬場
上り坂設計が差しを生み出すが、深い砂に加え内枠でもバテずに粘るスタミナ型が強い。乾くと逃げの耐久力アップが顕著。
芝では外枠差しも届きやすい構造です。
【盛岡競馬場】予想ポイント&攻略法
逃げ・先行軸が基本:特にダート短距離は逃げ馬が勝率35%超。
枠順は“内優勢”を前提に構築:1〜3枠なら積極狙いで。
スタート力重視:芝上がりダート深めに対応できる馬を評価。
血統スタミナ型の注目:ダート深馬場に強く、距離対応力も兼備。
重賞は地力+経験重視:Jpn級では洋芝や高低差への適応が鍵。
【盛岡競馬場】騎手・厩舎・血統傾向
山本聡哉騎手:勝率約27%、複勝率50%超。パドック〜仕掛けまで均整が素晴らしく、人気に影響するため高評価も回収率はやや低め。
高松亮・山本政聡・村上忍ら:高勝率で安定感があり、特に短距離では注目株。
遠征騎手:中央・他地区騎手も馬券妙味を高めており、特に芝・重賞、穴狙いには有効。
血統面:ダートではサウスヴィグラス系、シニスターミニスター、ビッグアーサー産駒が好成績。芝は違う系統(ビッグアーサー等)を重視。
【盛岡競馬場】まとめ
盛岡競馬場は、高低差+深ダート+芝併設+小回り構造という特異な要素が凝縮された競馬場。攻略には以下が重要です:
逃げ・先行馬を軸視
内枠優勢を前提に構築
スタート力と持久力重視
騎手技術と穴系遠征騎手に注目
ダートではスタミナ型血統、芝では別系統を狙う
この記事の戦略を活かせば、マイルチャンピオン南部杯やマーキュリーCなどの重賞から平場まで、高精度馬券が手に入ります
——ぜひ次回盛岡開催での勝負にお役立てください!