福島競馬場ガイド|起伏×小回り×スパイラル攻略|七夕賞ほか重賞徹底予想法

福島競馬場

福島競馬場は1918年開場。

その小回りで起伏のあるコース設計やスパイラルカーブの採用により、スタミナとパワーが求められる競馬場です。

特に先行馬が有利な傾向がありますが、開催時期や馬場状態によっては差し馬が台頭することもあります。

血統や騎手の傾向も予想の参考になりますので、これらの特徴を踏まえて予想を立てることが重要です。


レース場名福島競馬場
URLhttps://www.jra.go.jp/facilities/race/fukushima/
所在地〒960-8114 福島県福島市松浪町9-23
電話番号024-534-2121
交通・アクセス・JR福島駅(東口)バスターミナル2番のりば・3番のりばからバスで約15分、「競馬場前」下車。
 料金230円。
・仙台、会津若松・相馬等からも福島競馬場前までバスが出ております。
特徴東北で唯一のJRA競馬場
主催(施行者)日本中央競馬会
施設所有者日本中央競馬会
マスコット福島競馬場
福島競馬場ターフィー
Youtubehttps://www.youtube.com/@jraofficial
Xhttps://x.com/JRAFUKUSHIMA
https://x.com/JRAFUKUSHIMA_CP
福島競馬場

施設情報

収容は約38,500人。

グルメスタンド、障害レース観戦に適したパークゾーンなどあり。


特徴的にはハンデ戦が多く、波乱含みの展開が多いのが特徴です。


  • 右回り・小回り:芝コースは1周約1,600m(A/B/Cコース)、ダートは約1,444mでJRA最短。

  • 高低差:芝約1.9m、ダート2.1mの小刻みなアップダウンが2回、ゴール前には約1.2mの坂。

  • スパイラルカーブ:3~4コーナーに設けられ、スピードを維持したまま直線へつながる設計。

  • 直線:芝約292m(コースにより297m前後)、ダート約296mと短め。

これにより序盤はポジション争いが激しく、ゴール前の坂でスタミナが問われるレース展開となります。


  • 脚質傾向

    • 逃げ・先行馬が強い構造。後方一気は難しく、先行からの粘り込みがセオリー。

    • 長距離重賞では展開次第で差し馬も台頭。

  • 枠順バイアス

    • 距離短めでは枠差は小。平均的に内~中枠が安定傾向。開幕週は内枠優勢。

  • 馬場の変化

    • 開幕週は内先行有利。開催後半、特に夏場では芝荒れが進み外差しが増加。

    • ダートも逃げ・先行優勢。短距離1000m~1150mでは逃げ中心。


距離攻略ポイント
芝1,000mダッシュ重視。内枠逃げ先行が鉄板。
芝1,200mスタート後の坂を利用できる先行馬◎。序盤流れが速まると差し馬も浮上。
芝1,700mスパイラルカーブ通過後に位置取り勝負。先行馬有利だが差しも可能。
芝1,800–2,000m中距離の定番。スタミナ+先行力重視。差し馬は展開&馬場次第で怖い。
芝2,600m長距離重賞。前半ポジショニングが命。地力型先行馬が頭に。
ダート1,000–1,150mスピード&ポジション重視。逃げ有利で差し追走は厳しい。
ダート1,700–2,400m起伏と距離でスタミナ型が強い。マクリ戦術にも注意。


  • 血統面

    • 芝短距離はダッシュが効くスプリント血統。中距離以上は持久力が求められる。

    • ダート短距離はパワー主導。長い距離ではスタミナ重視。

  • 騎手の志向

    • 先行策を取る騎手が有利。中距離重賞では鞍上の展開操縦力が重要。

    • ダートでは序盤に位置を取れる騎手に注目。

  • 厩舎傾向

    • 中長距離を得意とする陣営が多く、スタミナ型育成に強み。


福島競馬場は「小回りで起伏がありスパイラルカーブを持つ独特コース」。

攻略のポイントは:

  • 開幕週の逃げ・先行馬先行軸がセオリー

  • 開催後半は外差し台頭が増加

  • 中長距離はスタミナ+展開読み重視

  • ダートは距離別に逃走策が優位

七夕賞、福島牝馬S、福島記念など、レースに応じた展開戦略を構築すれば、荒れる重賞でも勝機を狙えます。

この記事を活用して、福島開催でしっかり成果を出しましょう!