デイリー杯2歳ステークス2025予想｜京都芝1600m外回りで狙うべき2歳マイラーは？

2025.10.262025.11.15

2歳世代のマイル王を占う一戦、デイリー杯2歳ステークス（GⅡ・京都芝1600m外回り）が11月15日（土）に行われます。

秋の2歳重賞として注目度が高く、ここをステップに朝日杯フューチュリティステークス（GⅠ）やクラシック戦線に挑む馬も少なくありません。

この記事では、過去データ・コース特徴・傾向をもとに、2025年の狙い目を詳しく解説します。

【デイリー杯2歳S】コース特徴（京都芝1600m）
【デイリー杯2歳S】過去データ分析
【デイリー杯2歳S】攻略ポイント・馬券戦略
【デイリー杯2歳S】注目点まとめ
【デイリー杯2歳S】第60回2025年11月15日
【デイリー杯2歳S】口コミ投稿する
【デイリー杯2歳S】みんなの口コミ

【デイリー杯2歳S】コース特徴（京都芝1600m）

この京都芝1600m外回りは、「2コーナーのポケット」からスタート。

スタート後は緩やかな上り坂が続き、3コーナー手前で一気に下って直線へ。

直線は約400mと長く、最後までスピードとスタミナのバランスが問われます。

特徴的なのは、スローペースになりやすく、瞬発力勝負になりやすい 点。

上り最速を使えるタイプ、またはスピードを持続できる馬が有利です。

スプリンター気質の馬よりも、マイル～中距離で伸びていける“しなやかな加速型”がこのコースに向いています。

【デイリー杯2歳S】過去データ分析

前走着順とキャリア

過去10年の勝ち馬を見ていくと、前走1着馬 が圧倒的に好成績。
過去10勝中、9頭が前走で勝利しており、「勢い」が非常に重要なレースです。
逆に前走で2着以下だった馬の巻き返しは少なく、勢いを欠くと好走は難しい傾向にあります。

また、キャリア1〜2戦の馬 が中心。
経験を積んだ3戦目以降の馬よりも、まだ底を見せていないタイプが馬券圏内に入りやすい傾向があります。
2歳戦らしく「フレッシュさ」「伸びしろ」がカギです。

枠順と脚質

京都外回りはコーナーが緩く、直線も長いため、枠順による極端な差は少ない とされています。
ただし、過去データでは4枠・5枠がやや不振。
スタート後のポジション取りが難しく、馬群に包まれやすいため注意が必要です。

脚質傾向では、逃げ馬よりも差し・中団待機組が優勢。
上がり最速をマークした馬の成績は非常に良く、末脚勝負に強いタイプが結果を出しています。
スローペースからの瞬発力勝負になりやすい点を踏まえると、「位置取りよりも切れ味重視」で選ぶのが賢明です。

前走レース・距離傾向

前走距離では、「芝1400〜1600m」からの出走馬が好成績。
逆に、芝1200mからの距離延長 は割引材料です。
テンの速さよりも持続的な脚力が必要になるため、マイル経験がある馬を中心に据えたいところです。

また、前走が新馬戦・未勝利戦の勝ち上がり直後でも、勢いがあれば十分勝ち負け可能。
過去にも「新馬勝ち直後」でデイリー杯を制した例が複数あり、早期デビュー組よりも“伸びしろ”が大きい馬が台頭しています。

【デイリー杯2歳S】攻略ポイント・馬券戦略

過去データとコース特徴を踏まえ、武蔵野ステークスで重視すべきポイントを整理します。

前走1着＋キャリア2戦以内の馬を最重視

→ 勢いと成長度が武器になる。

距離適性1400〜1600mが理想　

→ スプリンター型や中距離志向が強すぎる馬はやや不利。

差し・中団タイプが有利

→ 瞬発力が問われるため、直線で切れるタイプを狙う。

1〜5番人気を中心に馬券を構築

→ 人気薄の大波乱は少なく、素直な決着傾向。

枠順はフラットだが、包まれにくい外目がやや有利

※出走馬確定次第、改めて予想作成しますが、出走馬によって上記見解と異なる場合があります。

デイリー杯はその後の「朝日杯FS」や「NHKマイルC」につながる登竜門です。

過去にはジャンタルマンタル、レッドベルオーブ、セリフォスなど、後にGⅠで活躍した馬たちも多数。

このレースで“将来性の片鱗”を見せた馬が、翌年以降の主役になる可能性は十分あります。

したがって、勝ち馬だけでなく、上がり最速で惜しくも届かなかった馬 にも注目したいところです。

成長力を測る上で、ラップの内容・上がり3Fの時計・直線の手応えをチェックしておきましょう。

【デイリー杯2歳S】注目点まとめ

2025年のデイリー杯2歳ステークスは、例年通り「勢い」「切れ味」「マイル適性」が勝負の鍵を握るレースです。

特に、前走1着×キャリア2戦以内×差し脚質 という条件を満たす馬は、例年高確率で上位に食い込んでいます。

瞬発力勝負になりやすい京都芝1600m外回りで、いかにスムーズに脚を溜めて直線で爆発できるか——そこが最大の焦点です。

人気・枠順・展開を冷静に見極め、信頼できる軸馬を据えて馬券を組み立てましょう。

このレースから、来春のスター候補が誕生するかもしれません。

【デイリー杯2歳S】第60回2025年11月15日

馬番	馬名	性齢	斤量	騎手	予想オッズ
1	エイシンディード	牡2	56.0	高杉	34.5 (8人気)
2	マイケルバローズ	牡2	56.0	岩田望	15.3 (5人気)
3	ガリレア	牡2	56.0	杉原	18.1 (6人気)
4	アイガーリー	牡2	56.0	武豊	25.6 (7人気)
5	キャンディード	牡2	56.0	北村友	5.2 (3人気)
6	アドマイヤクワッズ	牡2	56.0	坂井	2.7 (2人気)
7	カヴァレリッツォ	牡2	56.0	Ｃデム	2.6 (1人気)
8	グッドピース	牡2	56.0	西村淳	9.4 (4人気)

注目馬と見解

◎ ⑥アドマイヤクワッズ

新馬戦を差し切る内容で勝利しており、「末脚・反応」が高評価。
管理する厩舎も実績あるところで、京都芝1600mでの適性にも期待が持てる。
懸念としては「初重賞」「２戦目」というキャリアの浅さ。展開・ペースの読みも鍵。
総合的に見て、本命として最も安心度高めと判断。

○ ③ガリレア

前走で重賞級のレース（サウジアラビアロイヤルカップ）で好走しており、マイル適性も高めとの指摘あり。
関東馬として京都遠征になるが、能力・脚質合わせて「ここでも上位争い可能」とみる。
ただし勝ち切るには本命のアドマイヤクワッズが断然に見えるため「２着付け」候補として対抗評価とする。

▲ ⑦カヴァレリッツォ

新馬戦で道中中団から切れた末脚を見せており、タイム・ラップも秀逸。
スピード・瞬発力は出世を示す兆しあり。マイルでも期待できる素質。
懸念としては「距離・展開の適応」「重賞初挑戦」という部分。穴として一発狙い。
単穴として、３着以内も視野に入れたい。

△ ⑤キャンディード

出走頭数・前走成績からも注目されており、初戦勝ち＋一定の完成度あり。出走表で戦績「2-0-0-0」となっている点もプラス。
勝ち上がりも良く、ここで「前進あるか」という伏兵視点から。
ただし上記３頭と比べると実績・格で見劣るため、連下評価。

☆ ②マイケルバローズ

出走表では「1-0-1-0」という戦績で、初戦・次戦共に堅実に走っている。
人気薄・評価低めになりそうな馬ではあるが、2歳マイル／京都芝という条件で「面白い立ち位置」にいる。
穴馬として押さえておきたい一頭。３着までのヒモ候補として。

レース展開・傾向・見解

過去のこのレースでは「前走新馬・未勝利からのマイル挑戦」「２歳マイル・芝適性」が重要なファクター。
京都芝1600m（外回り）のコース特徴も影響：スタート～中盤の流れ、直線の瞬発力が求められる。
馬場・展開・枠順が明確になると、差し‐追込タイプが有利となる年もあれば、好スタートから先行できる馬の粘りも見られる。
印で言うと、アドマイヤクワッズ・ガリレアが中心で、展開が向けばカヴァレリッツォも浮上。キャンディード・マイケルバローズは伏兵的に押さえたい。

結果

着順	枠	馬番	馬名	性齢	斤量	騎手	タイム	着差	人気	単勝オッズ	後3F	厩舎	馬体重 (増減)
1	6	6	アドマイヤクワッズ	牡2	56.0	坂井	1:33.1		1	2.6	34.0	栗東友道	478(+6)
2	7	7	カヴァレリッツォ	牡2	56.0	Ｃデム	1:33.1	アタマ	2	2.6	34.3	栗東吉岡	478(-2)
3	4	4	アイガーリー	牡2	56.0	武豊	1:34.0	5	7	34.0	35.2	栗東秋山	438(-2)
4	1	1	エイシンディード	牡2	56.0	高杉	1:34.2	1	6	22.5	35.6	栗東大久保	450(+2)
5	2	2	マイケルバローズ	牡2	56.0	岩田望	1:34.5	2	8	37.2	35.6	栗東上村	496(+4)
6	8	8	グッドピース	牡2	56.0	西村淳	1:34.8	1.3/4	4	10.8	35.9	栗東高野	466(+14)
7	3	3	ガリレア	牡2	56.0	杉原	1:34.8	ハナ	5	19.1	36.1	美浦清水英	438(-4)
8	5	5	キャンディード	牡2	56.0	北村友	1:35.0	3/4	3	3.8	35.8	栗東松下	490(+10)