
秋競馬のスプリント最終戦――第70回京阪杯(GⅢ)が、2025年11月30日(日)に京都競馬場で開催されます。
短距離路線の名馬たちが年末のスプリント重賞を狙って集う伝統の一戦であり、近年は翌年の高松宮記念へ向けたステップとしても注目度が高いレースです。
舞台は京都芝1200m。内回りの平坦コースで行われるため、スタートからゴールまで息を抜けないスピード勝負となります。
本記事では、レース概要から京都芝1200mの特徴、さらに過去10年の統計データをもとに「勝てる馬の条件」を詳しく分析。
出走馬確定前からでも、傾向を押さえておくことで馬券戦略を先取りできます。
目次
【京阪杯】レース概要
レース名:第70回 京阪杯(GⅢ)
開催日:2025年11月30日(日)
開催競馬場:京都競馬場
距離・コース:芝1200m(右・内回り)
出走条件:3歳以上・オープン・ハンデキャップ
賞金(推定):1着賞金 約4100万円
京阪杯は1956年創設の伝統あるスプリント重賞で、秋のマイルチャンピオンシップ翌週に行われる京都開催の最終週を飾る一戦です。
短距離王への登竜門としても位置づけられ、過去にはロードカナロアなど、後のGⅠ馬もこのレースをきっかけに飛躍しました。
【京阪杯】コース特徴(京都芝1200m)
京都芝1200mは、スタート地点が2コーナー奥のポケットに設けられ、最初のコーナーまで約400mと比較的長め。
スプリント戦ながらも序盤のポジション争いが激しくなりにくいのが特徴です。
コース形状のポイント
スタート後は緩やかな下り坂でスピードに乗りやすく、ペースが自然と速くなる。
最後の直線は約328mと短く、逃げ・先行馬が押し切るパターンが多い。
コーナーが緩やかでスムーズなため、コーナーで加速できる「器用なタイプ」が有利。
坂の少ない平坦コースなので、パワーよりスピードと瞬発力重視。
このため、京都芝1200mは「テンの速さ+先行力+直線の持続力」が揃った馬が最も信頼できる舞台です。
一方、差し・追い込みが決まるケースもあり、特に馬場がやや重い日や外差し馬場傾向のときは要注意です。
【京阪杯】過去データ分析
人気傾向
1番人気【3-2-1-4】、2番人気【2-1-1-6】と、上位人気の安定感はそれほど高くない。
6番人気以下の好走例も多く、波乱含みのスプリント戦。人気薄の激走が目立つ。
枠順傾向
内枠(1〜3枠):やや不利。包まれやすく、進路取りが難しい。
中枠(4〜6枠):バランスが良く、最も好走率が高い。
外枠(7〜8枠):差し・追い込み型には好都合で、直線でスムーズに加速しやすい。
→ 枠順の有利不利は馬場傾向にも左右されるが、中〜外枠優勢が近年のトレンド。
脚質傾向
逃げ・先行馬が勝利7割。
ただし、馬場が荒れてくる時期(開催最終週)では、差し・追い込みが決まるケースも多い。
特に2020年代に入ってからは、「直線で速い上がりを使えるタイプ」が勝ち上がる傾向に。
前走ローテーション
スプリンターズS(GⅠ)組が最も好走率高。実績・レベルが高い。
次いで「オープン特別」「キーンランドC・セントウルS」など短距離重賞組が有力。
近年は休み明けでも調教で仕上がっている馬が好走するケースも多く、鉄砲駆けタイプに注意。
【京阪杯】「勝てる馬」の特徴
前走重賞またはオープン特別で掲示板内に入っている馬
→ 格負けしない安定感+調子の良さがカギ。芝1200mでの勝利経験あり(特に京都・中京・阪神など右回り実績)
→ コース替わりでもリズム良く走れる。中枠〜外枠で、先行してスムーズに加速できるタイプ
→ 直線が短いため、位置取りが勝敗を左右。近走の上がり3ハロンタイムが安定している馬
→ 最後の100mで脚を使える持続力型が理想。年齢は4〜5歳が中心。近年は古馬の安定傾向
→ 若駒より完成度の高い馬の方が信頼できる。
【京阪杯】注目点まとめ
京阪杯は、年末の短距離戦線を締めくくるスプリント重賞。
京都芝1200mは平坦+短直線でスピード型に有利。
波乱も多く、「中〜外枠の先行馬」「スプリント重賞経験馬」が好成績。
上位人気が必ずしも信頼できないため、調子上向きの穴馬にもチャンスあり。
馬券を組む際は、「近走の末脚・持続力」「展開(逃げ馬の数)」「馬場傾向(外差し or 内伸び)」を見極めることがポイント。
【京阪杯】第12回2025年11月29日
11月28日更新予定です。
注目馬と見解
11月28日更新予定です。
結果
払戻
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