
水沢競馬場(みずさわけいばじょう)は、岩手県奥州市に位置する地方競馬場で、岩手県競馬組合が主催するレースが行われています。
水沢競馬場は盛岡競馬場と交互に開催される「岩手競馬」のひとつで、盛岡競馬場とは異なる特性を持ち、特に冬季のレースや先行力を活かす馬にとって有利な舞台です。
また、自然豊かな環境と充実した施設も魅力の一つです。
【水沢競馬場】基本情報
レース場名 | 水沢競馬場(岩手競馬) |
URL | https://www.iwatekeiba.or.jp/guide/mizusawakeiba |
所在地 | 〒023-0831 岩手県奥州市水沢姉体町字阿久戸1-2 |
電話番号 | 0197-23-2999 |
交通・アクセス | https://www.iwatekeiba.or.jp/guide/mizusawakeiba/mizu_01 |
特徴 | 地方競馬らしいレトロな雰囲気を感じさせてくれる競馬場 |
主催(施行者) | 岩手県競馬組合 |
施設所有者 | 岩手県競馬組合 |
【水沢競馬場】コースの特徴
右回りのダートコース:全長1,200mの右回りコースで、高低差は0mの平坦な構造です。直線距離は317m(ゴールまで245m)で、コース幅は20m、最大12頭立てのレースが行われます 。
小回りコース:盛岡競馬場の1,600mコースと比較すると小回りで、コーナーが多く、機動力が求められます。そのため、先行力や器用さが重要となります 。
全ダートコース:芝コースはなく、全てダートでのレースが行われます。また、内側の砂が深くないため、枠順による有利不利が少ないのも特徴です 。
【水沢競馬場】レース傾向
先行有利:特に850mや1,300mの短距離戦では、逃げ・先行馬が圧倒的に強く、追い込み馬の活躍は難しい傾向があります 。
冬季の馬場状態:冬季には降雪の影響で馬場状態が悪化しやすく、常に不良馬場となることが多いです。そのため、パワー型の馬が有利となります 。
【水沢競馬場】景観と施設
自然豊かな環境:北上川や早池峰山を望む美しい景観が魅力で、春にはソメイヨシノの桜並木が楽しめます 。
観客施設:スタンドはレトロな雰囲気を持ち、冷暖房完備のテレトラックや大型ビジョンが設置されています。また、走路内側にはアスレチックなどの遊具がある遊園地も併設されています 。
【水沢競馬場】主な重賞レース
トウケイニセイ記念(1月、ダート1600m)
ヒダカショウ(4月、ダート1600m)
東北優駿(6月、ダート2000m)
北上川大賞典(12月、ダート2500m)