京王杯2歳ステークス2025予想|東京芝1400mのスピード決戦!過去傾向・注目馬・展開を徹底分析

GⅡ第61回京王杯ステークス

京王杯2歳ステークス(GⅡ)」は、
2歳馬による芝1400mのスプリント決戦

東京競馬場で11月上旬に行われ、翌月の朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)や、阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)へと繋がる重要なステップレースです。

1965年創設から続く伝統の重賞で、過去にはのちのGⅠ馬を多数輩出してきました。


【京王杯2歳S】コース特徴(東京芝1400m)

東京芝1400mは、スタート地点が向こう正面の2コーナー奥。

3コーナーまでの直線が約500mと長く、序盤のポジション取りは比較的緩やか

直線は約525mと日本最長クラスで、最後の坂(高低差2m)を上り切るスタミナも要求されます。

要素内容
スタート地点向こう正面奥、3コーナーまで約500m
コーナー緩やかな左回り
直線約525m(坂あり)
有利な脚質差し・追い込み有利
有利な枠順外枠(5〜8枠)に好走例多い
スピード要素スタミナ+瞬発力両方必要

💡短距離戦ながら「スプリント特化型」ではなく、1400m適性=スピードと末脚のバランス型が好走します。


【京王杯2歳S】過去10年の統計データ分析

項目傾向
人気1〜3番人気が7勝、上位人気が安定
性別牡馬が9勝、牝馬は苦戦傾向
枠順外枠(6〜8枠)の好走率高め
脚質差し・追い込み型が優勢(直線勝負)
所属美浦所属馬が中心(関東馬優勢)
前走新馬戦・未勝利組よりもオープン・重賞組が強い
タイム1分20秒台前半が勝ち時計の目安

補足:過去の主な勝ち馬

馬名騎手その後
2024パンジャタワー松山弘平朝日杯FSは12着となるが、NHKマイルCを勝利
2023コラソンビート横山武史阪神JF3着、フィリーズR2着
2022オオバンブルマイ横山武史朝日杯FS7着だが、NHKマイルC3着となる
2021キングエルメス坂井瑠星アーリントンC3着
2020モントライゼC.ルメールファルコンS3着
2019タイセイビジョンC.ルメール朝日杯FS2着、アーリントンC勝利
2018ファンタジスト武豊朝日杯FS4着、スプリングS2着
2017タワーオブロンドンC.ルメール朝日杯FS3着、アーリントンC勝利
2016モンドキャンノC.ルメール朝日杯FS2着
2015ボールライトニング蛯名正義目立った成績無し


【京王杯2歳S】展開傾向とレースの流れ

京王杯2歳Sは、序盤で極端に飛ばす逃げ馬が少ないため、平均ペース〜ややスローになりやすい傾向。

序盤:落ち着いたペース
中盤:3コーナー手前から徐々に加速
終盤:ラスト3F 33〜34秒台の瞬発力勝負

→ そのため、「上がり性能」が勝負のカギになります。

好走する馬のタイプ

タイプ特徴
① 差し馬東京の長い直線で末脚が活きる
② 先行力+瞬発力型直線で粘れる馬が好走
③ 芝1600m実績馬距離短縮でパフォーマンス向上

逆に、新馬戦で逃げ切りのみのスプリンター型は東京1400mでは直線で止まりやすい傾向があります。

血統傾向

系統特徴
ディープインパクト系東京の瞬発戦に強い
ロードカナロア産駒1400m適性抜群
ドゥラメンテ産駒パワー+末脚タイプ
キズナ産駒スタミナ+加速力を兼備

京王杯2歳Sは「瞬発力+スピード持続力」が重要なため、これらの血統が好走傾向を示しています。

前走ローテーション別成績

前走成績傾向
新馬戦勝率10%以下(経験不足)
未勝利戦連対率やや低め
オープン(芙蓉S・カンナS)好走多数
重賞(新潟2歳S・小倉2歳S)信頼度高い

💡「前走でオープンクラス経験済み+上位入線」が勝ち馬の大半を占めています。


【京王杯2歳S】予想のポイント

① 東京替わりで真価を発揮する差し馬

東京1400mは広くて直線が長い。
中山や阪神で届かなかった馬が、ここで一変するケースが多いです。


② ロードカナロア産駒の信頼度

近年の2歳短距離戦は「ロードカナロア×芝1400m」が黄金配合。
過去にも複数の好走例あり。


③ 朝日杯・JFを見据えた実績馬の取捨

本番を意識して仕上げすぎないケースも。
パドック・馬体重・調教から“余裕残し”かを見極めるのがポイントです。


レースの位置づけ

  • 朝日杯FS(阪神1600m)への主要ステップ

  • 阪神JF(牝馬)への転戦組もあり

  • 1400mのスピード決着に対応できる「マイル適性馬」も台頭

まとめ

項目内容
開催2025年11月8日(東京芝1400m・左)
格付けGⅡ
脚質傾向差し・追い込み有利
枠順外枠有利(特に6〜8枠)
血統傾向ディープ系・カナロア系が好走
有力ローテ新潟2歳S・カンナS・芙蓉S組
平均勝ち時計1分20秒前後

総評

2025年の京王杯2歳ステークス(GⅡ)は、世代のスピードエリートが初めて真正面から激突する舞台。

東京の広い直線を味方につける差し馬が強い反面、ペース次第では先行勢の粘り込みもあり、展開ひとつで結末が変わる読み応えある一戦となります。

ここで好走した馬の多くが、その後の朝日杯FS・NHKマイルCで主役を張ってきました。

2025年も、未来のGⅠ馬を占う重要レースとして注目です。


【京王杯2歳S】第61回2025年11月8日

11月7日更新予定です。


注目馬と見解

11月7日更新予定です。


結果


払戻


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