
東京ハイジャンプは、
毎年10月に東京競馬場で開催される障害競走(J・GⅡ)です。
2025年で第27回を迎えるこのレースは、中山大障害(J・GⅠ)への前哨戦として非常に重要な位置づけにあります。
目次
レース基本情報
レース名:第27回 東京ハイジャンプ(J・GⅡ)
開催日:2025年10月(予定)
施行競馬場:東京競馬場(府中)
距離:障害・芝3110m
出走条件:サラ系3歳以上、オープン
負担重量:別定(牡・セ60kg、牝58kg、J・GⅠ勝ち馬加増あり)
東京ハイジャンプは、春の「東京ジャンプステークス(J・GⅢ)」と並び、府中で行われるジャンプレースのハイライト的存在です。
秋の大舞台・中山大障害を狙う実力馬たちが集結し、ジャンプ界の勢力図を測るうえで見逃せない一戦といえます。
【東京HJ】コース特徴(東京障害3110m)
東京ハイジャンプは、芝3110m・障害コースで行われます。
スタートはスタンド前、障害を飛越しながら外回りコースを使用してゴールを目指します。
コースの主な特徴
最初の障害はスタート直後
スタンド前からスタートしてすぐに障害があるため、テンからスピードに乗って飛越できるかがカギになります。高低差の少ない平坦コース
東京の障害コースは中山と異なり、高低差の大きいバンケット(坂)や急な障害が少ないのが特徴です。
そのため、飛越能力だけでなく、平地のスピードと持続力が求められます。最後の直線が長い
直線の長さは約500m。最後はスタミナと平地脚力勝負になることが多く、差し・追い込みも十分に届きます。道中のペースは比較的流れる
ジャンプレースとしてはスピード勝負になりやすいコース。逃げ・先行馬だけでなく、後方勢にもチャンスがあります。
👉 中山のようなテクニカルな障害戦ではなく、「飛越+スピード+末脚」の総合力が問われるレースといえるでしょう。
【東京HJ】過去10年の統計データ分析
人気別成績
人気 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|
1番人気 | 50% | 70% | 80% |
2番人気 | 20% | 40% | 60% |
3番人気 | 10% | 30% | 50% |
4〜5番人気 | 10% | 20% | 30% |
6番人気以下 | 10% | 20% | 25% |
→ 上位人気の信頼度が高く、特に1番人気は複勝率80%と安定。
ただし、6番人気以下の伏兵が突っ込むケースも毎年見られ、波乱含みの一面もある。
脚質別成績
逃げ・先行:勝率・連対率とも高め。特にマイペースで運べる馬は強い。
差し・追い込み:直線が長い東京では末脚が活きる展開も多く、穴をあけるパターンも。
まくり:ジャンプレースではまくりは難しく、基本的には位置取りが重要。
👉 東京は平地スピードが活きるので、「前で運べるが、直線でも脚が残っているタイプ」が理想。
年齢別・性別成績
4〜6歳馬が中心。勢いのある若馬が好成績。
高齢馬も堅実だが勝ち切るまでは難しい傾向。
牝馬の出走は少なく、過去10年で勝ち馬はゼロ。
前走ローテーション
東京ジャンプS(J・GⅢ)組:王道。夏を挟んで好走するケース多数。
札幌・小倉の障害戦勝ち上がり組:勢いのある馬が穴で好走することも。
平地OP・条件戦からの転戦:人気薄で激走するケースあり。
【東京HJ】予想のポイント
① スピードと飛越のバランスが重要
東京コースは障害戦でもスピード勝負。飛越が丁寧でリズム良く走れる馬が有利。
② 夏場のローテーションをチェック
夏に障害レースを使って勢いをつけた馬は好走しやすい。久々の馬よりも実戦を重ねてきたタイプが狙い目。
③ 先行力+末脚がカギ
東京の長い直線を乗り切るには、前で立ち回りながらも直線で脚を残すタイプが理想。
極端な逃げや後方一気はリスクが高い。
④ 人気馬の信頼度は高いが…
1番人気が強い傾向にあるが、人気薄の差し馬が馬券圏内に突っ込むケースもあるため、ヒモ荒れ狙いは有効。
まとめ
東京ハイジャンプは、秋の中山大障害に向けた重要なステップレースです。
中山とはコース形態が異なり、スピード・飛越・末脚の総合力が問われる舞台であることが最大の特徴。
人気馬の信頼度は高いが、差しの穴馬も侮れない
若く勢いのある馬が活躍
スピード+持久力+ジャンプセンスを兼ね備えた馬が理想
👉 ここで好走した馬が、年末のジャンプGⅠで主役になることも少なくありません。
障害競馬ファンなら見逃せない一戦です!
【東京HJ】第27回2025年10月19日
10月17日更新予定です。
注目馬と見解
10月18日更新予定です。
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