
名古屋競馬を代表する冬の大一番
梅見月杯(うめみづきはい)は、
名古屋競馬場で行われる重賞レースで格付けはSPⅠ(スーパープレステージワン)です。
地元・東海地区を中心に、全国から実力馬が集結することも多く、名古屋競馬の“冬のチャンピオン決定戦”とも言える存在です。
2024年からかきつばた記念のトライアルとなったことで距離は1500mとなっています。
これによりスタミナ型よりスピード型と、予想の軸が大きく変化しました。
目次
【梅見月杯】レース概要
| 開催日 | 2026年1月29日(木) |
| 競馬場 | 名古屋競馬場 |
| コース | ダート1500m |
| グレード | SPⅠ |
| 出走条件 | サラブレッド系4歳以上 |
| 1着賞金 | 1000万円 |
| 補足 | 1着馬にはかきつばた記念の優先出走権 |
【梅見月杯】名古屋ダート1500mのコース特徴|全国屈指の「先行特化型」

梅見月杯2026を予想する上で最重要ポイントとなるのが、名古屋競馬場・ダート1500mのコース特性です。
名古屋競馬場の基本構造
左回り
1周約1,180m
直線は約240m(地方最短クラス)
コーナーが非常にタイト
この構造により、名古屋競馬は全国屈指の前有利競馬場として知られています。
ダート1500mの特徴
スタート後すぐに1コーナー
ペースが極端に上がりにくい
ポジション争いが激しい
直線一気はほぼ不可能
つまり、
逃げ・先行・好位差しが圧倒的有利
という結論になります。
特にSPⅠクラスでは、後方から能力だけで差し切るのは至難の業で、4コーナー5番手以内が必須条件といっても過言ではありません。
【梅見月杯】過去傾向と分析
① 逃げ・先行馬の信頼度が極めて高い
ダート1500mに変更された以降、梅見月杯はより一層
逃げ切り
先行押し切り
好位差し
といった決着が増えています。
直線が短く、しかも最後に急激なペースアップが起こりにくいため、前で運べる馬がそのまま残るケースが大半です。
② 差し・追い込みは「展開待ち」
差し馬が好走するには、
前が競り合って消耗
ペースが想定以上に速い
内が使えず外差しになる
など、複数の条件が必要になります。
SPⅠともなると騎手の意識も高く、不用意なハイペースになりにくいため、基本的には割引評価が妥当です。
③ 距離短縮組の評価が上昇
1900mや2000mからの距離短縮組は、
前走で末が甘くなった
スタミナ寄りでキレ不足
といった課題を抱えるケースが多く、1500mでは忙しくなる傾向があります。
一方で、
1400〜1600mで安定
名古屋マイル前後で好成績
の馬は、明確に評価アップです。
【梅見月杯】血統傾向|スピード×パワーのバランス型が理想
名古屋ダ1500mでは、
芝向きの瞬発力
長距離向きスタミナ
よりも、
ダートスピードを持続できる血統
が好走しやすくなります。
血統的な注目ポイント
父がダート短〜マイルで活躍
米国型スピード血統
母系に地方実績
また、血統以上に重要なのが、
名古屋での実戦適性
小回りでの先行経験
名古屋巧者は血統以上に信頼できます。
【梅見月杯】注目すべき馬のタイプ
※出走馬確定前のため、タイプ別に解説します。
注目① 名古屋1500mで安定して先行できる馬(最重要)
梅見月杯で最も信頼できるのは、
名古屋ダ1500mで連続好走
スタートが安定
4角先頭〜3番手以内
こうした馬です。
名古屋競馬ではコース適性=能力と言っても過言ではなく、地元で崩れない馬は最優先評価となります。
注目② 他地区からの参戦馬(マイル適性必須)
他地区(笠松・園田・高知など)からの参戦馬は、
1400〜1600mで実績
先行できる脚質
小回り経験あり
この条件を満たす場合のみ、好走可能です。
大井・門別など広いコース専用型の差し馬は大幅割引となります。
注目③ 前走凡走でも「位置取りが悪かった馬」
名古屋では、
外枠
出遅れ
砂を被った
といった理由で、能力を発揮できないケースが多々あります。
前走凡走でも、
先行できていた
4角まで見せ場があった
馬は、巻き返し要注意です。
【梅見月杯】展開予想
想定される展開は、
逃げ候補は1〜2頭
先行争いは激化しにくい
ミドル〜スローペース
となりやすく、前半で位置を取れた馬が圧倒的に有利です。
3コーナーから動くよりも、
スタート直後
1コーナーまでの位置取り
がすべてを決めるレースと言えるでしょう。
【梅見月杯】馬券戦略|「前・内・名古屋巧者」
| ◎ 本命の条件 | ・名古屋ダ1500mで実績 ・先行力あり ・枠順が極端に不利でない この3点を満たす馬が軸に最適です。 |
| ○ 相手は「先行+実績馬」 | ・実績上位の好位馬 ・人気薄でも逃げ・先行 ・を組み合わせることで、 配当妙味を確保できます。 |
| ▲ 三連系はヒモ荒れ前提 | SPⅠでも、 ・位置取り次第 ・枠順次第 で着順が入れ替わるため、 三連複・三連単はヒモを広めに構えるのが有効です。 |
【梅見月杯】まとめ|2026年は「1500m適性」が最重要
梅見月杯2026は、
名古屋ダ1500m
先行特化型コース
地元巧者が圧倒的有利
という特徴を持つレースです。
距離変更前のイメージに引きずられず、
1500m実績
位置取り
名古屋適性
を最重視することで、的中率・回収率ともに向上します。
冬の名古屋競馬を象徴するSPⅠ、「前で運べる真の実力馬」を見抜きましょう。
【梅見月杯】出走馬
出走馬確定次第更新いたします。
注目馬
レース前日に更新予定です。
結果
払戻
【梅見月杯】口コミ投稿する
【梅見月杯】みんなの口コミ
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