
日本テレビ盃は、
船橋競馬場で毎年9月下旬に開催されるダート1800mの交流重賞(JpnII)です。
1967年に創設され、当初は地方馬を中心とした競走でしたが、1997年に交流重賞に格上げされて以降、中央競馬のトップホースも参戦するビッグレースに成長しました。
秋のダート王決定戦・JBCクラシック、さらにはチャンピオンズカップを見据える重要な前哨戦であり、ダート界の実力馬が始動戦として出走するのが恒例で過去には クリソベリル、ウシュバテソーロ、ウィリアムバローズなど、日本ダート史を彩る名馬たちが勝ち馬に名を連ねています。
中央勢が圧倒的に優勢ではありますが、地方所属馬が地の利を活かして食い下がる場面もあり、毎年注目度の高い一戦です。
目次
【日本テレビ盃】コース特徴(船橋ダート1800m)
日本テレビ盃が行われる船橋競馬場ダート1800mコースの特徴を見ていきましょう。
1周1500mの小回りコース
船橋競馬場は1周が1500mとやや大きめの地方競馬場。コーナーは4つで比較的緩やかですが、小回り特有の立ち回り力も求められます。スタート地点はホームストレッチの半ば
最初のコーナーまでの距離は短くなく、先行争いは落ち着きやすい。位置取りが重要。直線は308mと地方競馬場の中では長め
地方の中では長い直線を誇り、最後の脚がしっかりしている馬が有利。東京や京都のような直線スパート型よりも、コーナーでスムーズに加速しつつ最後まで脚を持続できるタイプが好走する。
➡ 総合すると、先行力+持続力+小回り適性が重要なコース。中央の実力馬は能力の違いで押し切りやすい舞台です。
【日本テレビ盃】過去の統計と傾向
人気別成績
1番人気【9-1-0-0】勝率90%、連対率100%
2番人気【1-6-2-1】連対率70%
3番人気以下【0-3-8-69】
➡ 圧倒的に人気馬が強く、1〜2番人気の信頼度は抜群。堅い決着になりやすいのが大きな特徴です。
所属別成績
JRA所属馬【10-10-9-15】
地方所属馬【0-0-1-56】
➡ 近年は完全に中央勢の独壇場。地方馬が馬券に絡むのも稀です。
年齢別成績
3歳馬【1-1-0-6】
4歳馬【4-4-3-8】
5歳馬【4-2-3-10】
6歳以上【1-3-3-12】
➡ 勢いのある 4歳・5歳世代 が中心。G1級実績馬の始動戦パターンが目立ちます。
前走別成績
帝王賞組【6-6-4-6】
かしわ記念組【2-1-0-1】
マーキュリーC組【1-1-2-4】
条件戦からの参戦【0-0-0-12】
➡ 帝王賞組の強さは圧倒的。夏を休養に充てた馬の始動戦も狙い目です。
【日本テレビ盃】予想のポイント
1〜2番人気が圧倒的に強い
過去10年のデータではほぼ毎年、人気馬同士で決着。波乱要素は非常に少ない。
帝王賞組が中心
前走で帝王賞に出走した実績馬がそのまま格の違いを見せるパターンが多い。
船橋コース適性よりも地力勝負
地方馬より中央馬の能力差が大きく、小回り適性よりも実績の裏付けが重視される。
秋のビッグレースを見据える馬の取捨
本番を目標に仕上げているかどうかも重要。叩き良化型は2着狙いも。
【日本テレビ盃】注目点まとめ
日本テレビ盃2025は、例年通り 中央勢の独壇場 となる可能性が高い一戦です。
過去のデータからは、
1〜2番人気の信頼度は抜群
帝王賞組を中心に馬券を組み立てるのがセオリー
地方馬が絡むケースは稀
という傾向がはっきり出ています。
本命候補は ウシュバテソーロ、キングズソード の2強対決。対抗に メイショウハリオ、クラウンプライド。穴なら展開利を得られる地方馬の先行タイプを押さえておくのが現実的です。
➡ 秋のダートG1戦線を占う注目の一戦、日本テレビ盃。ここでどの馬が存在感を示すのか、大きな注目が集まります。
【日本テレビ盃】第72回2025年10月1日
9月29日更新予定です。
注目馬
9月30日更新予定です。
結果
払戻
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