
みやこステークス(GⅢ)は、
毎年11月に京都競馬場のダート1800mで行われる中距離重賞。
チャンピオンズカップ(中京ダ1800m)への重要な前哨戦として位置づけられており、ダート界の有力馬が多数集結します。
そのため、秋のダート戦線を占う上で非常に重要な一戦といえるでしょう。
目次
【みやこS】コース特徴(京都ダート1800m)
京都のダート1800mはスタートしてすぐに坂を上り、1コーナーまでの距離が約300m。
先行争いが激しくなる一方で、差し・追い込みも決まりやすく、「ペース次第で勢力図が変わる」コースです。
【みやこS】過去データ分析
【1】人気別成績
| 人気 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 1番人気 | 40% | 60% | 70% |
| 2~3番人気 | 20% | 40% | 55% |
| 4~6番人気 | 30% | 45% | 60% |
| 7番人気以下 | 10% | 15% | 25% |
1番人気が比較的信頼できますが、ハイペース時は伏兵が突っ込むケースも多く、波乱度中レベルの重賞といえます。
特に近年は4~6番人気の中穴馬が好走するケースが増えています。
【2】脚質傾向
逃げ :勝率 15%
先行 :勝率 45%
差し :勝率 35%
追込 :勝率 5%
京都ダート1800mは「先行馬」が圧倒的に強い舞台。
直線が約329mと長すぎず、前に行った馬がそのまま粘り込む展開が多く見られます。
ただし、ペースが流れると差し馬の台頭も十分あり、展開読みが重要です。
【3】枠順傾向
| 枠 | 複勝率 |
|---|---|
| 1~2枠 | 28% |
| 3~4枠 | 34% |
| 5~6枠 | 31% |
| 7~8枠 | 30% |
極端な内・外の差は少なく、中枠(3~6枠)がやや好成績。
馬場が乾いている日なら内枠が有利、雨で重~不良馬場になると外枠からの差しが決まりやすい傾向です。
【4】血統傾向
父:キングカメハメハ系(ルーラーシップ・リオンディーズなど) → 持続力タイプが好走
父:サンデー系(ゴールドアリュール・カジノドライヴなど) → スピード勝負に強い
母父:欧州血統(Sadler’s Wells・Danehillなど) → パワー型馬場で浮上
スタミナとパワーの両立が求められるコースのため、血統的にも「スピード×パワー配合」が理想です。
【みやこS】予想のポイント
◎ 本命候補:実績馬×先行力
過去10年の傾向から、重賞実績+先行できるタイプが軸に最適。
ペースが落ち着くと、前に行った馬がそのまま残る展開が多く、実力馬がそのまま好走するケースが多いです。
○ 対抗:上がり馬勢いタイプ
条件戦を勝ち上がってきた勢いのある上がり馬が怖い存在。
斤量が軽く設定されやすく、展開次第でGⅢ制覇も十分ありえます。
▲ 単穴:差し脚確かな末脚型
みやこSは一見「先行有利」ですが、ペースが上がると一気に差し馬が台頭。
特に「上がり最速」で走れる末脚型は、展開ひとつで突き抜け可能です。
※出走馬確定次第、改めて予想作成しますが、出走馬によって上記見解と異なる場合があります。
【みやこS】注目点まとめ
みやこステークスは、チャンピオンズカップの前哨戦でありながら、波乱の多いハンデ戦的な一面もある興味深いレース。
京都ダート1800mという舞台では、
「スタートで位置を取れる器用さ」
「直線でもう一脚を使える持続力」
この2点が勝敗のカギを握ります。
さらに、馬場が荒れて時計がかかる状況では、パワー型血統(ルーラーシップ・オルフェーヴル系)に注目したいところ。
一方で、良馬場ならスピード型(カジノドライヴ・ゴールドアリュール系)が優勢です。
みやこステークスは、のちのGⅠ戦線を見据える上で非常に重要な一戦。
ここを勝ち抜いた馬が、12月のチャンピオンズカップでどんな走りを見せるか——
ファンにとっても注目の一日となるでしょう。
【みやこS】第15回2025年11月9日
11月7日更新予定です。
注目馬と見解
11月8日更新予定です。
結果
払戻
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