
マリーンカップは、
船橋競馬場で毎年4月に行われる牝馬限定のダートグレード競走(JpnIII)です。
距離はダート1600mで、春の牝馬ダート路線の大一番として位置づけられています。
1997年に創設されて以来、中央競馬のトップ牝馬たちが始動戦として参戦する舞台となり、歴代の勝ち馬には レディスプレリュードやJBCレディスクラシック で好走する実力馬が名を連ねます。
近年では メイショウバトラー、ホワイトフーガ、ショウナンナデシコ といったダート女王が勝ち馬に名を刻んでおり、春のダート牝馬戦線を占う重要なレースです。
また、南関東牝馬クラシック路線の有力馬が古馬との力比べを行う場でもあり、世代交代の試金石 としても注目されています。
目次
【マリーンカップ】コース特徴(船橋ダート1600m)
マリーンカップが行われる船橋競馬場ダート1600mのコース特徴を整理します。
スタート地点は1コーナー奥
最初のコーナーまでの距離が短く、スタート直後から先行争いが激化しやすい。内枠有利の傾向が強い。1周1500mの小回りコース
船橋はコーナーが比較的緩やかで、スピードを落とさずに立ち回る器用さが必要。外を回すとロスが大きく、内で脚を溜められる馬が有利。直線は308mと地方競馬場では長め
ゴール前で差し脚が活きる舞台。逃げ先行馬だけでなく、直線でしっかり伸びる差し馬にもチャンスがある。
➡ 総合すると「先行力とコーナーワーク、直線での末脚」がバランス良く求められるコース。
【マリーンカップ】過去の統計と傾向
人気別成績
1番人気【6-3-0-1】勝率60%
2番人気【3-5-1-1】連対率90%
3番人気【1-2-3-4】
4番人気以下【0-0-6-80】
➡ 1〜2番人気が圧倒的に強い。牝馬限定戦のため、実績差が出やすく「堅い決着」になりやすいのが特徴。
所属別成績
JRA所属馬【9-10-8-14】
地方所属馬【1-0-2-72】
➡ 中央馬が圧倒的優勢。地方馬の勝利は極めて稀。馬券的にも中央勢中心で組み立てるのが基本。
脚質別成績
逃げ【3-2-1-4】
先行【5-5-5-10】
差し【2-3-3-15】
追込【0-0-1-20】
➡ 先行有利だが、差し馬も直線の長さを活かして届くことがある。追込一辺倒は厳しい。
前走別成績
フェブラリーS組【3-2-1-3】
TCK女王盃組【2-4-2-4】
エンプレス杯組【4-3-5-12】
条件戦組【0-0-0-15】
➡ フェブラリーSやTCK女王盃など中央・交流重賞組が中心。条件戦からの挑戦はほぼ好走例がない。
【マリーンカップ】予想のポイント
中央馬を中心に考えるのが鉄則
過去10年で地方馬の勝利はわずか1度。JRA所属馬の実績馬を軸に組み立てるのがセオリー。
1〜2番人気の信頼度は抜群
牝馬限定戦で力の差が出やすいため、上位人気馬同士で決着するケースが多い。
先行力を重視
序盤から前に行ける馬が有利。内枠を引けばさらに勝率アップ。
叩き良化型かどうかを見極める
春の牝馬ダート路線に向けた始動戦となることもあり、仕上げ具合を見極めることが重要。
【マリーンカップ】注目点まとめ
マリーンカップ2025は、例年通り 中央勢が圧倒的優勢 であることは間違いありません。
過去データからは、
1〜2番人気の信頼度が非常に高い
中央所属馬を軸にするのが基本戦略
先行力のある馬を重視するのが有効
という傾向が明確です。
堅い決着が想定される一戦ですが、展開ひとつで波乱が生まれる余地もあるため、馬券戦略としては 本命中心+地方勢を3着に絡めるフォーメーション が狙い目です。
➡ 春の牝馬ダート戦線を占う重要な一戦、日本テレビ盃と並び注目されるマリーンカップ。ここから秋へ向けてどの馬が飛躍するのか、目が離せません。
【マリーンカップ】第29回2025年10月2日
9月30日更新予定です。
注目馬
10月1日更新予定です。
結果
払戻
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