
白山大賞典(JpnⅢ)は、
毎年秋に金沢競馬場で行われるダートグレード競走で距離はダート2100mで、古馬のダート路線における重要な一戦として位置づけられています。
中央競馬所属の実力馬が遠征してくる一方、地元・北陸地区をはじめとする地方競馬の精鋭も参戦。
地方馬にとっては大舞台で中央勢に挑む数少ない機会となり過去には地方所属馬が波乱を演じた例もあり、競馬ファンの注目を集めるレースです。
また、このレースは秋のダート戦線を占う意味合いも強く、JBCクラシックやチャンピオンズカップに向けたステップとしても注目されます。
目次
【白山大賞典】コース特徴(金沢ダート2100m)
白山大賞典が行われる金沢競馬場ダート2100mは、地方競馬の中でも特異な条件となっています。
1周1200mの小回りコース
金沢競馬場は1周1200mと小回りでコーナーがきつく、逃げ・先行馬が粘りやすい構造です。2100mという距離
2100mは地方競馬の中ではやや長めの距離。スタミナの要求度が高く、ペース配分がカギとなります。砂質の特徴
金沢のダートは砂が深めで時計がかかる傾向。パワータイプのダート馬が有利で、スピードだけでは押し切れません。直線は236m
直線は地方競馬場の中では比較的長いですが、中央の中京や東京と比べると短め。差し馬は早めに動ける機動力が求められます。
【白山大賞典】過去の統計と傾向
中央馬の圧倒的優勢
過去10年で中央所属馬がほぼ勝利。実績・地力の差が歴然で、特に重賞実績のある中央馬が強さを見せています。
人気傾向
1番人気は【6-2-1-1】と信頼度が高く、2番人気・3番人気も好走率が高め。波乱は少ない傾向ですが、2〜3着に地方馬が食い込むケースもあります。
脚質傾向
逃げ・先行馬が有利。小回り2100mで直線が短いため、前で運んだ馬が粘り込みやすい。差し・追い込みは展開待ち。
年齢傾向
4歳・5歳馬の好走率が高く、勢いのある世代が中心。6歳以上は善戦止まりのケースが多い。
【白山大賞典】予想のポイント
1. 中央馬の格を重視
過去の傾向からも明らかなように、まずは中央所属馬を中心に据えるのが基本戦略。特にJpnⅠ〜JpnⅡでの実績馬は信頼度が高いです。
2. 先行力の有無
金沢の小回り2100mは後方一気が決まりにくく、先行して長く脚を使える馬が有利。枠順も内寄りの方が立ち回りやすいです。
3. スタミナ適性
深い砂質と2100mという距離でバテ合いになりやすいため、長距離ダートでの実績や持久力が重要。マイル中心の馬よりも2000m以上で好走経験のある馬が狙い目です。
4. 地方馬の取捨
地元金沢勢や他地区の地方馬が参戦しますが、基本的には中央馬に差をつけられるケースが多い。ただし、馬場や展開次第で2、3着に食い込む可能性はあるため、穴党は抑えておきたいところです。
【白山大賞典】注目点まとめ
白山大賞典は中央馬が圧倒的に強いレースですが、金沢2100mという独特の舞台設定が波乱を生む要素にもなります。
中央所属の実績馬を中心に据える
先行力とスタミナを兼ね備えた馬を重視
地方馬の激走は連下候補として抑える
この3点を意識することが予想のカギです。
2025年の白山大賞典も、秋のダート戦線を占う重要なレースとして注目されます。JBCやチャンピオンズカップに向けて、どの馬がここで存在感を示すのか要注目です。
【白山大賞典】第45回2025年9月30日
9月28日更新予定です。
注目馬
9月29日更新予定です。
結果
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