
中京競馬場は、起伏のある地形と長い直線、急坂など、他の競馬場にはない独自の特徴を持っています。
これらの要素がレース展開に大きな影響を与えるため、馬の脚質や枠順、騎手の戦術などを総合的に考慮することが、的中への近道となるでしょう。
目次
【中京競馬場】基本情報
レース場名 | 中京競馬場 |
URL | https://www.jra.go.jp/facilities/race/nakayama/ |
所在地 | 〒470-1132 愛知県豊明市間米町敷田1225 |
電話番号 | 025-259-3141 |
交通・アクセス | ・JR船橋法典駅から専用地下道(動く歩道設置)で徒歩約10分。 注記:専用地下道の通行可能時間は、開門から17時20分です。 なお、JR船橋法典駅の臨時改札口は8時00分から17時30分まで開設されます。 ・JR西船橋駅からバスで約15分、徒歩で約30分。 ・京成東中山駅からはバスで約10分、徒歩で約20分。 |
特徴 | 暮れの風物詩、「有馬記念(GI)」が開催される競馬場 |
主催(施行者) | 日本中央競馬会 |
施設所有者 | 日本中央競馬会 |
【中京競馬場】主なレース
GⅠ
GⅡ
東海ステークス | 金鯱賞 |
GⅢ
愛知杯 | ファルコンステークス |
CBC賞 (サマースプリントシリーズ指定競走) | プロキオンステークス |
中京記念(サマーマイルシリーズ指定競走) | 中日新聞杯 |
【中京競馬場】主な特徴
1. 高低差のあるコース設計
芝コースの高低差は最大3.5m、ダートコースは3.4mと、全国の競馬場の中でも屈指の起伏を誇ります。
スタート直後から緩やかな上り坂が続き、向正面で下り坂に転じ、最後の直線では再び急な上り坂が待ち受けます。
特に直線の急坂(勾配2%)は、中山競馬場に次ぐ厳しさで、ゴール前の200mで馬の持久力が試されます。
2. 長い直線とスパイラルカーブ
芝コースの直線は412.5mと長く、差し馬や追い込み馬にもチャンスがある設計です。
3~4コーナーにはスパイラルカーブが導入されており、外枠の馬でもスムーズに加速しやすい構造になっています。
3. パワーとスタミナが求められる
地盤が緩く芝が傷みやすいため、スピードよりもパワーが必要なコースです。
特に芝1200mや1400mでは、距離以上にスタミナが求められ、スピード・スタミナ・パワーを兼ね備えた馬が好走する傾向があります。
4. 枠順や脚質の傾向
芝1200mでは内枠の馬が好成績を収める傾向があります。
芝1400mや1600mでは、逃げ・先行馬がバテやすく、差し・追い込み馬が台頭するケースが多いです。
5. ダートコースの特徴
ダート1800mでは、スタート直後に大きな上り坂があり、その後長い下り坂を経て再び上り坂を超えるという、平坦な部分がほぼ存在しない特殊なコースです。
最後の直線に急な上り坂があり、距離以上のスタミナと坂を駆け上がるパワーが必要とされます。