
毎年12月に行われる中日杯は、地方競馬全国協会(NAR)所属の馬たちによる、年末の重要なダート重賞のひとつです。
2025年は12月7日(日)、金沢競馬場でダート2000mの条件で施行されます。
このレースは、金沢競馬・古馬4大重賞最後の一冠で所属馬にとって年末を締めくくる大舞台。
特に3歳以上の実力馬たちが揃い、世代・年齢を超えた混戦になりやすく、「実力 vs 展開力 vs 馬場適性」がハイブリッドに問われるため、予想の妙味も高いです。
地方馬のダート長距離重賞として、冬場の砂質・馬場状態も含めた総合力が試される — それが中日杯の魅力です。

目次
【中日杯】コース条件と傾向
まずは舞台である金沢競馬場の基本条件と、中日杯の距離条件から来るレース傾向を整理します。
コース条件
中日杯は「金沢競馬場、ダート、右回り、2000m」で行われます。
金沢競馬場の1周コースは約 1200m。
つまり、2000mは約1.6周する条件 — コーナーを複数回通過する構成。過去にはもっと長い距離設定(例:2300m)で行われたこともあります。
過去条件の変遷
2014年の第50回までは2300mで施行されていました。
現行の2000mは比較的“中距離長め”の部類で、根底には「スタミナ+持続力」が求められる設定といえます。
距離・コースから読み取れる傾向
このような条件から、中日杯で求められる能力は主に以下の通り:
スタミナと持続力:2000mという距離ゆえ、ラストまでバテずにペースを維持できる脚力
道中の安定した脚、折り合い:コーナー複数 + 周回半端でコーナーワークが重要
馬場適性:ダートでの力、間隔調整、過去実績などでの底力評価がカギ
展開の読み:逃げ・先行馬がどれだけ粘れるか。ペース次第で差し・追込みにもチャンス
つまり、「瞬発力」だけでなく、「長く良い脚を使えるタイプ」や「スタミナ型」「底力型」に注目したいです。
【中日杯】過去10年の中日杯 結果傾向とデータ分析
最近の中日杯(過去10年程度)の結果を見返すと、以下のような傾向が確認できました。
近年の勝ち馬には、比較的人気サイド(1〜3番人気)が多く、実力馬の決着が多め。
ただし波はあり、下位人気の好走・3着以内の伏兵も散見され、ハンデ・展開で大きな逆転が起きやすい。
特に、3歳馬や若めの馬の台頭が目立つ年があり、“勢い”を持つ若手馬を無視できない。
馬場や天候、当日の展開次第で展開の有利不利が激しく変わるため、血統・適性・調子を見極めた上での判断が重要。
これらを踏まえると、「堅軸に実績馬・安定馬を置きつつ、穴で若馬・伏兵も押さえる」構成が堅実です。
【中日杯】2000mで結果を残しやすい馬・タイプ
以下は、複数のデータをもとに「金沢ダート2000mで結果を残しやすい馬・タイプ」の特徴を整理したものです。
枠順の傾向
枠順別データでは、1枠・3枠あたりの成績が比較的良い。例えば1枠の勝率は約18%、複勝率31%。
逆に 2枠はやや不利との指摘もあるデータがあります。
また、他の考察では「7枠・8枠が案外走る」「極端な枠(内か外)が好成績」になることもある、という分析も一部に見られます。
→ 結論としては「内の極端な枠、特に1枠。あるいは外めの枠(7-8枠)まで含めて、枠順が極端な馬を注目」というのが過去データ上の有力条件。
脚質傾向:逃げ・先行優勢
金沢2000mでは 逃げ・先行馬が圧倒的に優勢。逃げ馬で66%、先行馬で60%が馬券に絡んだ、という統計もある。
差し・追い込み馬の好走は極めて稀。データ上、差し・追込の勝利例は少なく、「安定して差せる」馬でも頻度は低め。
また、「コーナー6回かつ回数多め → ペースが上がりづらい」「直線236mと短め」ため、持続力で粘りきれる先行勢の有利が続くとの分析。
→ よって、金沢2000mで勝ち負けをするには「先手を取って、長く脚を使える先行/逃げ馬」が基本。差し馬は、展開が緩んだり極端なペースになったりしない限り割り引き。
人気&オッズ傾向
過去データでは1番人気馬の勝率は高め(勝率56%/連対率81%/複勝率81%)という記録あり。つまり、実力馬の信頼度は高い。
ただし、2番人気・3番人気あたりも安定して連対〜複勝圏に食い込む率が高く、波乱ながらも“中穴”が食い込む余地あり。
全体としては「能力上位馬がそのまま結果を出しやすい舞台」。ただし枠順と展開、脚質、ペース次第では伏兵も割って入る余地あり。
馬のタイプ・条件として好相性の傾向
データやコース分析から、以下のような馬が金沢2000mで実績を残しやすいタイプとされています。
スタミナ型/持続力重視のダート馬 — コーナー多め・距離長めなので、最後まで力を維持できる馬。
先行力があり、長く粘る脚を使える馬 — 特にコーナーでの立ち回りが安定していて、直線短めを活かせる馬。
コーナーワークと折り合いが利く馬 — 6回コーナーをうまくこなせる器用さと持続力。
枠順有利を引きやすい、かつ先手争いに強い馬 — 特に1枠、あるいは外枠でも出遅れなければチャンス。
注意点・限界 — 統計では見えづらいが重要な要素
金沢2000mは「開催頻度が少なめ」のため、サンプル数が少ない。よって「たまたま」のデータ=穴馬や波乱も多く、データだけでは読み切れない。
馬場状態・当日の展開やペースが結果を大きく左右する — たとえデータ上有利な条件だとしても、展開や脚質のミスマッチで結果がぶれることも多い。
血統や調教内容、最近のレースぶり、斤量・間隔など「個別の馬の条件」が重要。特に2000mのような長距離重賞では、“底力”の見極めがカギ。
【中日杯】今年の注目材料とリスク
注目材料
年末開催で各馬の“集大成”が見られやすい — 休養明け馬も含め、好調馬が仕上げてくる可能性あり。
近年は比較的人気馬の安定傾向 — 信頼できる実力馬を軸にしやすい。
若馬・伏兵の台頭頻度も一定 — 馬券妙味を狙いたい層には魅力的な舞台。
リスク・注意点
距離2000mという条件で、斤量・疲労・適性によるバラつきが大きい。
天候・馬場状態による影響が大きく、展開読みに失敗すると大荒れの可能性。
出走馬の顔ぶれによっては、力通りにならないことも — ハンデ重賞の宿命。
【中日杯】まとめ
金沢2000mはコーナー6回の長距離ダート。スタミナとコーナーワーク力、先行力が求められる舞台
過去の勝ち馬データでは、逃げ・先行馬が圧倒的有利。差し馬は割り引き
枠順では1枠が安定傾向。2枠は割引、極端な外枠(7〜8枠)も過去好走例あり
1番人気〜3番人気あたりの実力馬が結果を出しやすい。ただし展開や馬場次第で穴馬の台頭にも注意
狙うなら『スタミナ型+先行力+コーナーワーク安定』の馬を軸に、展開読みで伏兵も抑える
2025年の中日杯は、距離2000mという“実力と持久力の両立”が試される舞台。
古馬実績馬や安定タイプを軸にしつつ、若馬・差し馬・伏兵にも目を配るバランス型予想が有効です。
特に、展開と馬場状態に注目 — 前が激しく競り合うなら差し馬チャンス、落ち着いた流れなら先行馬残りかと思われます。
馬券は「堅軸+抑え穴馬」で妙味と安全性を両立するのが現実的です。
【中日杯】第61回2025年12月7日
| 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 厩舎 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | マーミンラブ | 牝6 | 55.0 | 甲賀弘隆 | 金沢 中川雅之 |
| 2 | ペガサスターボ | 牡8 | 57.0 | 笹川翼 | 金沢 井樋一也 |
| 3 | ウェザーコック | 牡5 | 57.0 | 栗原大河 | 金沢 堀場裕充 |
| 4 | クーアフュルスト | 牡4 | 57.0 | 吉原寛人 | 金沢 加藤和義 |
| 5 | ダイヤモンドライン | 牝5 | 55.0 | 魚住謙心 | 金沢 佐藤茂 |
| 6 | テイコク | 牡5 | 57.0 | 兼子千央 | 金沢 菅原欣也 |
| 7 | プレシオーソ | セ8 | 57.0 | 加藤翔馬 | 金沢 金田一昌 |
| 8 | マンガン | 牡8 | 57.0 | 中島龍也 | 金沢 中川雅之 |
| 9 | ナミダノキス | 牡4 | 57.0 | 柴田勇真 | 金沢 金田一昌 |
| 10 | リュウノブレイク | セ6 | 57.0 | 鈴木太一 | 金沢 加藤和義 |
| 11 | マリンデュンデュン | 牡5 | 57.0 | 田知弘久 | 金沢 金田一昌 |
注目馬
◎ ⑨ナミダノキス
距離適性あり、直近の勝ち鞍が心強く、安定感重視の本命。過去のダート2000mでの実績を評価。
○ ⑧マンガン
安定して力を出せるタイプ。展開・持ち時計条件ともに揃っており、上位争いに堅実。
▲ ④クーアフュルスト
馬の自在性、前走内容、騎手起用などバランス良好。展開ハマれば。
△ ⑦プレシオーソ
人気薄で妙味あり。直近の成績安定、展開・馬場に左右されづらければ波ある一頭。
☆ ②ペガサスターボ
一発の可能性ある伏兵。能力と条件次第で怖い存在。
注意点・展開想定
金沢ダート2000mは持久力・折り合いが問われるので、スピードだけの馬は最後甘くなる可能性あり。
逃げ・先行馬が有利な展開になりやすく、先行争いのメンバー構成・枠順はしっかりチェック。
馬場状態・当日の砂質、気温なども重要 — 冬の金沢らしく、馬場に堅さが残る可能性もあるので、力のある馬・安定した馬を重視。
結果
| 着 順 | 枠 | 馬 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 人 気 | 単勝 オッズ | 後3F | 厩舎 | 馬体重 (増減) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4 | 4 | クーアフュルスト | 牡4 | 57.0 | 吉原寛人 | 2:07.7 | 1 | 1.6 | 39.8 | 金沢加藤和義 | 475(+4) | |
| 2 | 7 | 9 | ナミダノキス | 牡4 | 57.0 | 柴田勇真 | 2:07.8 | 1/2 | 2 | 4.1 | 39.4 | 金沢金田一昌 | 550(-12) |
| 3 | 5 | 5 | ダイヤモンドライン | 牝5 | 55.0 | 魚住謙心 | 2:08.4 | 3 | 9 | 146.8 | 38.7 | 金沢佐藤茂 | 440(+4) |
| 4 | 8 | 10 | リュウノブレイク | セ6 | 57.0 | 鈴木太一 | 2:08.7 | 1.1/2 | 5 | 17.0 | 40.4 | 金沢加藤和義 | 505(-4) |
| 5 | 7 | 8 | マンガン | 牡8 | 57.0 | 中島龍也 | 2:09.3 | 3 | 3 | 6.3 | 40.5 | 金沢中川雅之 | 467(0) |
| 6 | 3 | 3 | ウェザーコック | 牡5 | 57.0 | 栗原大河 | 2:09.4 | クビ | 8 | 59.7 | 40.7 | 金沢堀場裕充 | 451(+5) |
| 7 | 8 | 11 | マリンデュンデュン | 牡5 | 57.0 | 田知弘久 | 2:09.7 | 1.1/2 | 4 | 12.9 | 41.8 | 金沢金田一昌 | 509(+3) |
| 8 | 6 | 6 | テイコク | 牡5 | 57.0 | 兼子千央 | 2:09.8 | 1/2 | 11 | 333.6 | 40.5 | 金沢菅原欣也 | 539(-14) |
| 9 | 6 | 7 | プレシオーソ | セ8 | 57.0 | 加藤翔馬 | 2:10.3 | 2.1/2 | 6 | 21.6 | 41.9 | 金沢金田一昌 | 487(+4) |
| 10 | 1 | 1 | マーミンラブ | 牝6 | 55.0 | 甲賀弘隆 | 2:11.4 | 5 | 10 | 276.4 | 42.1 | 金沢中川雅之 | 477(-3) |
| 中止 | 2 | 2 | ペガサスターボ | 牡8 | 57.0 | 笹川翼 | 7 | 25.3 | 金沢井樋一也 | 491(+2) |
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