
テレ玉杯オーバルスプリントは、
浦和競馬場で毎年9月に行われるダートグレード競走(JpnⅢ)です。
ダート1400mを舞台に、中央競馬所属馬と南関東を中心とした地方所属馬が激突。
スピードと瞬発力が問われる短距離戦でありながら、浦和特有の小回りコースが展開に大きな影響を与えます。
1990年に創設された比較的新しい重賞ですが、過去にはセイントメモリー、ノブワイルドなど地方勢の勝利も多く、秋以降のJBCスプリントや南部杯へのステップとしても注目される一戦です。
目次
【テレ玉杯OS】コース特徴(浦和ダート1400m)
浦和競馬場の1400mは、テレ玉杯オーバルスプリントを語る上で重要な要素です。
スタート位置
スタートは向正面の中ほど。最初のコーナーまでの距離が約200mと短く、外枠は不利になりやすい。1周1200mの小回りコース
コーナーがきつく直線が短いため、逃げ・先行馬が圧倒的に有利。差し馬は早めに動かないと届かない。直線の長さはわずか200m弱
追い込み一辺倒では厳しく、スピードを持続できるかがカギ。道中のペース
短距離戦ながら一旦落ち着くこともあり、スタミナよりも「スピード持続力」が重要。地方馬の戦術
地方馬は枠順や先行力を活かし、内を立ち回れるかが好走の条件。
つまり「内枠の先行馬」が大きなアドバンテージを持つ舞台といえます。
【テレ玉杯OS】過去の統計と傾向
過去10年のテレ玉杯オーバルスプリントを振り返ると、以下の傾向が見えてきます。
中央馬の強さ
過去10年で中央馬が7勝。ダート短距離の層の厚さで地方馬を上回る傾向。人気馬の信頼度
1番人気は【4-3-1-2】とまずまず安定。堅い決着も多いが、地方馬が2〜3着に食い込むケースもあり波乱要素あり。脚質傾向
逃げ・先行馬が圧倒的優勢。差し・追い込みは直線が短いため届きにくい。枠順傾向
内枠有利。特に1〜4枠の成績が高く、外枠はコースロスが響きやすい。地方馬の激走例
ブルドッグボス(地方所属で2017年優勝)、ノブワイルド(浦和所属で2018年優勝)など、地元勢も展開次第で台頭。
【テレ玉杯OS】予想のポイント
テレ玉杯オーバルスプリントを予想する上で注目すべきポイントは以下です。
1. 中央実績馬の信頼度
中央競馬所属のオープン馬や重賞常連組はやはり格が違います。特にプロキオンSやエニフS、JBCスプリントを視野に入れる馬は信頼度が高い。
2. 地方馬の地の利
一方で「地元の浦和巧者」には要注意。浦和の特殊なコースを熟知している馬は、中央馬相手でも好走の余地あり。ノブワイルドのように展開を味方にすれば勝ち切る可能性もある。
3. 枠順と先行力
スタートしてすぐコーナーに入るため、内枠+先行力のある馬が大きなアドバンテージ。逃げ馬や番手につけられる馬を優先したい。
4. 夏の短距離重賞組
中央勢ではプロキオンSやクラスターCを使ってきた組が中心。レースレベルも高く、好走実績は信頼できる。
5. 南関所属馬の勢い
近年は大井や船橋から短距離巧者が参戦。スピード馬場に適応している馬なら、展開次第で馬券圏内に食い込める。
【テレ玉杯OS】注目点まとめ
テレ玉杯オーバルスプリントは「中央馬優勢だが、浦和巧者の地方馬が台頭する余地もある」レースです。
ポイントを整理すると――
中央馬の実績馬が軸
浦和巧者や先行力のある地方馬が相手候補
内枠+逃げ・先行が有利
人気サイドをベースに、地方馬を押さえて馬券を組み立てる
という構図になります。
短距離戦らしいスピード比べに加え、浦和独特の小回り戦術が交錯するこの一戦。秋のダート戦線を占う意味でも注目のレースといえるでしょう。
【テレ玉杯OS】第36回2025年9月23日
9月19日更新予定です。
注目馬
9月19日更新予定です。
結果
払戻
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