
大井競馬場(東京シティ競馬、TCK)は、東京都品川区に位置する日本最大級の地方競馬場で、南関東4競馬場(大井・船橋・川崎・浦和)の中でも特にスケールの大きなコースとして知られています。
そのスケールの大きなコース設計と多彩なレースで、観客にとっても予想のしがいがある競馬場です。
特に外回りコースでは、直線の長さを活かした差し・追い込み馬の活躍が見られるため、レース展開の読みが重要となります。
【大井競馬場】基本情報
レース場名 | 大井競馬場(東京シティ競馬) |
URL | https://www.tokyocitykeiba.com/ |
所在地 | 〒140-0012 東京都品川区勝島2丁目1-2 |
電話番号 | 03-3763-2151 |
交通・アクセス | https://www.tokyocitykeiba.com/access/ |
特徴 | ・世界初で唯一、左右両周りのレースが可能 ・写真判定、ワイド馬券、スターディングゲート、 枠別ごとの帽子色変え、パトロールフィルム、 など国内で初めて導入した実績が多数ある |
主催(施行者) | 特別区競馬組合 |
施設所有者 | 東京都競馬株式会社 |
【大井競馬場】コースの特徴
1周1,600mの外回りコース:南関東4競馬場の中で最も大きなコースで、直線距離は約386mと地方競馬場としては最長クラスです。これにより、差し・追い込み馬が台頭しやすい傾向があります。
1周1,400mの内回りコース:外回りよりもコンパクトな設計で、コーナーがきつく、先行馬が有利とされています。
全てダートコース:芝コースはなく、全ての競走はダートで行われます。海に近いため、風が強い日が多いのも特徴です。
【大井競馬場】レース傾向
脚質傾向:外回りコースでは直線が長いため、差し・追い込み馬が活躍しやすいです。一方、内回りコースでは先行馬が有利とされています。
枠順の影響:距離や馬場状態によって内枠が有利になる傾向があります。
【大井競馬場】主な重賞レース
大井競馬場では、以下のような主要な重賞レースが開催されています:
東京大賞典(JpnI):12月に開催されるダート2,000mのレースで、年末の大一番として注目されています。
帝王賞(JpnI):6月に行われるダート2,000mのレースで、4歳以上の馬が出走可能です。
東京ダービー(JpnI):6月に開催される3歳馬限定のダート2,000mのレースで、南関東クラシック三冠の一つです。
ジャパンダートダービー(JpnI):7月に行われる3歳馬限定のダート2,000mのレースで、全国の有力馬が集結します。
これらのレースは、全国の競馬ファンから注目を集めるビッグレースです。