
JBCレディスクラシック(JpnⅠ)は、
ダート路線の女王決定戦として毎年11月に開催される牝馬限定のビッグレースです。
JBCシリーズの一角として、JBCクラシック(JpnⅠ)、JBCスプリント(JpnⅠ)と並ぶ主要競走のひとつで、「牝馬限定のダート最強馬」を決める位置づけとなっています。
施行競馬場は年ごとに異なり、2025年もJBCシリーズとして地方競馬場で行われます。
(例:2024年は佐賀、2023年は大井、2022年は盛岡など)
距離は開催地により変動しますが、おおよそダート1400〜1800m前後で設定されることが多く、
スピード・パワー・スタミナのすべてを兼ね備えた馬でなければ勝ち切れません。
目次
【JBCレディスクラシック】出走条件と位置づけ
3歳以上の牝馬(地方・中央所属問わず出走可能)
ダートグレード競走(JpnⅠ)
1着賞金:約4,000万円前後(開催年・主催地により異なる)
各路線からの参戦馬
JRA勢:マリーンカップ、ブリーダーズゴールドカップなどの上位馬
地方勢:レディスプレリュード(JpnⅡ)を中心に好走した牝馬が参戦
秋のダート牝馬路線の頂点を決める一戦であり、中央と地方の女王候補が一堂に会する年に一度の頂上決戦です。
【JBCレディスクラシック】コース特徴(開催地別の傾向)
JBCレディスクラシックは開催地によって舞台が変わる「移動式GⅠ」。
そのため、馬場傾向や勝ち馬のタイプは毎年大きく異なります。
🐴金沢開催(2021年例)
ダート1500mの右回りコース
コーナーが小回りで直線が短く、先行力・器用さが重要
逃げ・先行馬が残りやすく、差し馬は展開待ち
🐴盛岡開催(2022年)
ダート1800m・左回り
スタートからペースが速くなりやすく、差し・まくりも決まりやすいコース
JRA勢のスピード馬が強い傾向
🐴大井開催(2023年)
ダート1800m・右回り
広いコースで直線が長いため、末脚勝負型も好走
JRA所属馬の優勢傾向が強い
📍まとめると、舞台ごとに有利なタイプが変わるものの、共通して言えるのは——
「地方の深いダートに対応できるパワー」と「自在な立ち回り」が求められる
という点です。
【JBCレディスクラシック】過去の統計と傾向
| 項目 | 傾向 |
|---|---|
| 勝ち馬の所属 | JRA所属馬が圧倒的優勢(10年中9勝) |
| 人気傾向 | 1〜3番人気の信頼度高い(勝率70%超) |
| 枠順 | 内枠(1〜4枠)の好走率高め |
| 年齢 | 4歳馬が最も多く勝利(全体の約50%) |
| 前走 | マリーンカップ・レディスプレリュード組が中心 |
| 決まり手 | 先行抜け出し、または好位差しが主流 |
| 地方所属馬 | 善戦例あり(例:サルサディオーネ、アンデスクイーンなど) |
JBCシリーズ全体の傾向としても、中央馬の地力の高さが際立ちます。
特に、レディスプレリュード上位馬がそのままJBCでも好走するケースが多く、このローテーションは鉄板と言えるでしょう。
【JBCレディスクラシック】予想のポイント
①:地力上位の中央勢を中心に
JRA勢はやはり地力で優位。とくに
ブリーダーズゴールドC
マリーンカップ
スパーキングレディーC
といった既存の牝馬重賞路線組は信頼度が高いです。
中でも距離1800m経験がある馬、また地方のダートで実績を残している馬を軸に考えるのがセオリーです。
②:レディスプレリュード組を最重視
「レディスプレリュード(大井・JpnⅡ)」からの直行組は、過去10年で6頭がJBCレディスクラシックを制覇しています。
大井1800mでの走りはJBC本番への試金石であり、前走上位馬の巻き返し・連勝パターンが非常に多いです。
③:開催地ごとの脚質傾向
小回り(門別・金沢など)→先行・好位勢有利
広め(盛岡・大井など)→中団差し・末脚型も届く
特に金沢開催では逃げ・番手で残るケースが多く、スローからの持続戦を耐え抜ける脚質が重要です。
④:地方勢の地元適性に注目
地方所属馬は一見分が悪いですが、門別や大井など、自身の地元で走れる場合は一変するケースもあります。
「砂質」「コーナーワーク」「ナイター対応」など、環境面でアドバンテージを持つ馬には注意が必要です。
⑤:牝馬特有の“気配”を重視
牝馬戦は調子の波が大きいのが特徴です。調教過程・パドック気配・馬体維持を重視することで、人気薄の激走を拾える可能性が高まります。
【JBCレディスクラシック】注目点まとめ
JBCレディスクラシック(JpnⅠ)は、秋のダート女王を決める決戦であり、中央・地方の強豪牝馬が全国から集う華やかな一戦です。
✅ 中央勢が優勢だが、地方馬も地の利で一発あり
✅ レディスプレリュード組が王道ローテ
✅ コース傾向に合わせた脚質分析が重要
✅ パワー・持続力・気配を兼ね備えた馬が勝利に近い
2025年の舞台でも、レディスプレリュード組を中心に、地元勢の伏兵や成長著しい3歳牝馬の台頭に注目したいところです。
【JBCレディスクラシック】第15回2025年11月3日
11月2日更新予定です。
注目馬
11月2日更新予定です。
結果
払戻
【JBCレディスクラシック】口コミ投稿する
【JBCレディスクラシック】みんなの口コミ
まだ誰も口コミ投稿していません



