
冬の小倉を彩る牝馬限定重賞
小倉牝馬ステークス(GⅢ)は、
去年2025年から始まった小倉競馬場で行われる牝馬限定の重賞競走です。
冬のローカル開催ながら注目度は高く、牝馬中距離路線における重要な一戦として位置づけられています。
1月開催という時期的な特徴から、
秋競馬を使ってきた実績馬
条件戦を勝ち上がったばかりの上がり馬
春の重賞戦線を見据えた素質馬
が入り混じるメンバー構成になりやすく、能力比較が難しい=馬券妙味が大きいのが最大の魅力です。
また、小倉競馬場特有の平坦・小回りコースは、東京や阪神とはまったく異なる適性を要求するため、コース適性の見極めが的中への最重要ポイントとなります。
目次
【小倉牝馬S】基本情報
開催日:1月24日(土)
競馬場:小倉競馬場
コース:芝2000m
出走条件:サラ系4歳以上牝馬
1着賞金:3800万円
【小倉牝馬S】小倉芝2000mのコース特徴|スピードと機動力が問われる舞台
小倉牝馬ステークスが行われる芝2000mは、他場の2000m戦とは性格が大きく異なります。
小倉芝2000mの主な特徴
スタートから1コーナーまでが短い
コーナーがきつく小回り
高低差がほとんどない平坦コース
直線が約293mと非常に短い
この条件から導き出される結論は明確で、瞬発力よりも「先行力+コーナリング性能」が重要です。
長い直線で差し切る競馬は難しく、4コーナーで好位置にいないと勝ち負けになりません。
【小倉牝馬S】過去傾向分析
① 牝馬限定戦らしく波乱度は高め
牝馬戦は人気通りに決まりにくいとして知られています。
1番人気の勝率は高くない
4〜8番人気が頻繁に馬券圏内
二桁人気の激走も珍しくない
理由としては、
牝馬特有のコンディション差
ローカル開催による騎手差
小倉特有の展開の偏り
が挙げられます。
実績よりも「今の状態」を重視すべきレースです。
② 脚質傾向|先行・好位差しが圧倒的有利
小倉芝2000mでは、明確に脚質傾向が出ます。
逃げ・先行:非常に有利
好位差し:理想的
追い込み:かなり厳しい
特に牝馬戦はペースが落ち着きやすく、スローペースからの前残りが頻発します。
そのため、
3〜5番手で競馬ができる
コーナーで加速できる
といった馬が最も信頼できます。
③ 枠順傾向|内枠が圧倒的に有利
小倉芝2000mの最大の特徴は、内枠有利が非常に顕著な点です。
1〜4枠:好走率が高い
5〜6枠:可もなく不可もなく
7〜8枠:大きな割引
外枠から外々を回されると、小回りコースでは距離ロスが致命的になります。
枠順発表後の評価修正は必須です。
【小倉牝馬S】血統傾向|スピード型×小回り適性が鍵
小倉牝馬ステークスでは、東京や阪神向きの切れ味血統よりも、ローカル巧者血統が結果を出しやすいと見ています。
好走しやすい血統の特徴
父:ディープインパクト系、キングカメハメハ系、ロードカナロア系
父系にスピード要素
母系に短距離〜マイル血統
スタミナ一辺倒の血統よりも、「2000mをスピードでこなせる」血統構成が理想です。
【小倉牝馬S】注目馬タイプ分析
※出走馬確定前のため、ここでは「タイプ別」に解説します。
注目① 小倉実績のある先行馬(最重要)
小倉牝馬ステークスで最も信頼できるのは、
小倉芝での勝利経験
先行して粘れる
コーナーで加速できる
こうした特徴を持つ馬です。
コース実績は他の何よりも重要で、人気以上に評価すべきポイントとなります。
注目② 条件戦を好内容で勝ち上がった上がり馬
牝馬限定戦では、勢いのある上がり馬が一気に通用するケースが多くあります。
近走で楽勝
小回りで好内容
斤量面で有利
こうした馬は、重賞初挑戦でも軽視禁物です。
注目③ 前走で凡走したが内容は良い馬
小倉牝馬ステークスは、
展開不利
外枠
距離不向き
などの理由で凡走した馬が、条件好転で巻き返すケースも多いレースです。
着順ではなくレース内容を見ることが重要です。
【小倉牝馬S】展開予想
2026年の小倉牝馬ステークスは、スローペース濃厚と予想されます。
牝馬限定
小回り
逃げ馬が少ない
この条件が揃うと、前半は落ち着き、後半のロングスパート戦になりやすいです。
そのため、
先行〜好位で立ち回れる馬
4角で前にいる馬
が有利になります。
直線一気の差しは決まりにくく、位置取りがすべてと言っても過言ではありません。
【小倉牝馬S】馬券戦略|「内・前」を最優先
◎ 本命は「内枠×先行力」
1〜4枠
先行できる
小倉適性あり
この3点を満たす馬を本命にするのが王道です。
○ 相手は好位差し・小倉巧者
位置取りが安定
コーナリングが上手い
こうした馬を相手に据えることで、的中率が大きく向上します。
▲ 三連系は広めに
牝馬戦
ローカル重賞
ハンデ戦(想定)
ヒモ荒れは前提と考え、三連複・三連単は点数を広めに取るのがおすすめです。
【小倉牝馬S】まとめ|「適性重視」が正解
小倉牝馬ステークス2026は、
小倉芝2000mという特殊条件
牝馬限定戦の不確実性
冬開催ならではの仕上がり差
が重なる、非常に攻略しがいのあるレースです。
実績や知名度だけでなく、
コース適性
枠順
先行力
を重視することで、高配当を狙えるチャンスが広がります。
ぜひ直前の追い切りや馬体重、当日の馬場状態も加味しながら、2026年の小倉牝馬ステークスを存分に楽しんでください。
【小倉牝馬S】第2回2026年1月24日
注目馬と見解
レース前日に更新予定です。
結果
払戻
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