
12月14日(日)、冬の中山競馬場にて行われる重賞、カペラステークス(GⅢ・ダート1200m)は、短距離ダート路線の一戦。
スピードと加速力、そして枠順・展開・適性がモノを言うレースであり、穴馬のラストチャンスとしても注目される一戦です。
この記事ではまずレースの基本条件・コース特性を整理し、続いて過去10年のデータ傾向を分析し、そして出走予定馬の注目ポイントを挙げたうえで、私なりの予想と馬券の狙い方を提示します。
目次
【カペラS】レースの基本条件と特徴
・施行日:2025年12月14日(日)
・レース名:第18回カペラステークス(GⅢ)
・条件:3歳以上、オープン、別定または定量・ダート1200m(中山)
・コース:中山競馬場 ダート1200m。スタート後すぐに2コーナーに入るため、位置取りが非常に重要。ダート短距離戦らしくスタートからのダッシュ力が勝敗を分けやすい。
このレースの特徴としては、短距離ダートならではの「速さ+反応力」が求められること、そして枠順・脚質・展開が結果に直結すること。
また、冬開催・中山のダート1200mという舞台設定が、馬場の硬さ・脚抜き・外枠/内枠の有利不利など、微妙な影響を及ぼします。
【カペラS】コース特徴(中山ダート1200m)
ダート1200mは中山の内回りコースで行われます。スタート後すぐに2コーナーに入るため、序盤のポジション取りが非常に重要です。
直線距離は310m前後で、短いため直線勝負よりも、スタートダッシュやコーナーリング能力が勝敗を大きく左右します。
コース形態:右回り・内回りで小回り。外枠の差し馬はロスが大きく、内枠有利傾向があります。
馬場状態:冬開催のためダートは乾燥して硬め。切れ味よりもスピード持続力とパワーが問われます。
傾向
逃げ・先行馬がやや有利だが、前半ハイペースでバテた場合に差し馬が台頭することもあります。
内枠の先行馬が好走することが多く、枠順・スタートがレース展開に直結。
2. ダート1200m(中山)の特徴
短距離ダート=スピード勝負
スタートのダッシュ力がそのまま着順に直結することが多い。上がり3Fよりも前半ポジションが重要
内回り・短距離なので、後方から追い込む差し馬は不利になる場合が多い。馬体・仕上がりスピードが勝負を左右
短距離ダートでは、前走からの間隔・馬体重増減、調教の動きが非常に重要。小回り適性が必要
コーナリングがうまく、短距離で加速できる馬が有利。
【カペラS】過去データ分析
過去10年分程度のデータを整理すると、以下のような傾向が見て取れます。
① 人気・着順
過去10年では、1番人気が勝つ確率は約20%程度に留まっており、1~3番人気馬だけで9割近くではないものの、上位人気馬が来やすい。
2番人気・3番人気の勝率・複勝率とも比較的高め。逆に、10番人気以下の勝利例はほとんどありません。
→ つまり「人気馬を無視するわけにはいかないが、過信も禁物」という構図です。
② 枠順・脚質
枠順別では、1枠・2枠あたりの内枠が勝率・連対率ともに高め。例えば1枠は勝率10%、連対率20%程度。
脚質データでは、逃げ馬・先行馬が勝利例を出しており、特にスタートを制して最内で粘るタイプが有利。ただし、中団・後方からの差し馬も“前がバタついた展開”では突っ込んで来ており、脚質を絞り込みすぎると伏兵を拾えない可能性あり。
前3Fが速くなって差し有利な展開になることも多く、上がり3Fを最速クラスでまとめる馬が好走する傾向です。
③ 馬齢・性別・所属
年齢では3歳馬が比較的好走傾向あり(勝率・複勝率ともにやや高め)。4~5歳馬も安定。6歳以上は勝利例が少ない。
性別では牡馬・せん馬が圧倒的多数。牝馬は出走数も少なく、勝利例も極めて少ない。
所属では、関西馬の好走例がやや多め。関東馬も来るが、数・勝率ともに関西馬優勢。
④ 前走・距離・適性
前走距離は「同じダート1200m」を使っていた馬が好走確率上。今回短縮組も少数ながら勝利例あり。
前走クラスでは、地方交流重賞・オープン特別レベルの馬が勝利例を多く出しています。
⑤ 血統・その他
父系統・母父系統ともに、国内重賞で実績のある血統(特にサンデー系、キングカメハメハ系など)が安定しており、純粋な“米国型ダート血統”のみでは勝ち切るケースが少なめ。
馬体重・間隔・輸送なども無視できない要因。短距離ダートならではの“仕上がり速さ”が問われます。
【カペラS】「勝てる馬」の特徴
①内枠・逃げ・先行馬が有利
1枠~3枠の勝利が多く、スタートダッシュで先手を取る馬が好走。
②年齢は3~5歳中心
若手馬(3歳)も勝利例あり、6歳以上は勝ち切れない傾向。
③牡馬が圧倒的多数
牝馬の勝利はほとんどなく、出走数も少ない。
④短距離ダートでの実績がある
前走1200mダートでの好走馬が多い。
⑤前走好走馬が中心
前走オープン特別・交流重賞で上位だった馬が高確率で勝利。
⑥血統傾向
父系統はサンデー系、キングカメハメハ系、母父に米国ダート血統を持つ馬が安定。
⑦脚質バランス
逃げ・先行でスタートを制する馬が多いが、ハイペース時は差し馬も突っ込む。
【カペラS】予想ポイント
①枠順・スタート重視
内枠の先行馬が有利。外枠差し馬はロスが大きい。
②前走実績・距離適性
前走1200mダートで好走した馬を優先。短距離経験が必須。
③勢い・馬体・仕上がり
短距離ダートでは「仕上がりスピード」が勝敗に直結するため、馬体重や調教の動きも確認。
④年齢・性別を評価
3~5歳牡馬を中心に、牝馬やベテラン馬は割引。
⑤展開読み
逃げ・先行馬がバテる展開では差し馬台頭。前半ペースとポジション取りを要チェック。
⑥血統・適性
短距離ダートで結果を出している血統、加速力・持続力を活かせる血統を重視。
【カペラS】まとめ
カペラステークスを制する馬は、
内枠・先行馬・前走好走
短距離ダート1200m経験あり
3~5歳牡馬・仕上がり万全
小回り適性・加速力がある血統
予想では「枠順・脚質・前走内容・仕上がり・血統」の5点を軸に、人気馬+伏兵を組み合わせることが重要です。
【カペラS】第18回2025年12月14日
12月12日更新予定です。
注目馬と見解
12月13日更新予定です。
結果
払戻
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